校正
校正手順
液状の校正液を使用した一般的な校正の手順です。詳細については、各
プローブに付属の取扱説明書を参照してください。
1. 緩衝液または校正液をラベルの付いた校正チューブに注ぎます。
2. プローブを純水で洗浄し、1 つ目の校正チューブに入れます。プロー
ブ先端の下に気泡がないことを確認してください。
3.
を押します。パラメーターが点滅します。
4. パラメーターを変更する場合は、矢印キーを使用して変更します。
5.
を押してパラメーターを選択します。
6.
を押して 1 つ目の校正液を測定します。
次の校正液が表示されます。
7. プローブを純水で洗浄し、2 つ目の校正チューブに入れます。プロー
ブ先端の下に気泡がないことを確認してください。
8.
を押して 2 つ目の校正液を測定します。
次の校正液が表示されます。
9. プローブを純水で洗浄し、3 つ目の校正チューブに入れます。プロー
ブ先端の下に気泡がないことを確認してください。
10.
を押して 3 つ目の校正液を測定します。
校正結果が良好の場合、ディスプレイに「OK」と表示され、装置は
スタンバイ・モードに入ります。
注 : 追加の標準溶液がある場合に 1 つまたは 2 つの標準溶液のみで校正を行う
には、 1 つ目または 2 つ目の標準溶液の測定後に
校正データの表示
直近の校正の pH、ORP および導電率のデータを表示できます。
1.
を押します。
2. パラメーターを変更する場合は、矢印キーを使用して変更し、
押します。
3.
と
を同時に押します。校正データが表示されます。
• pH - スロープ値およびオフセット値と、偏差値 (% 単位) および校
正温度が、交互に表示されます。
• ORP - 測定された mV 値と校正温度が表示されます。
• 導電率 - 各標準溶液のセル定数および校正温度が表示されます。
出荷時校正の復元
pH、ORP および導電率のユーザー校正を消去して、出荷時校正を復元
することができます。
1.
2. パラメーターを変更する場合は、矢印キーを使用して変更します。
3. 「OFF (オフ)」と表示されるまで
選択したパラメーターの出荷時校正が復元されます。
校正の調整
装置は pH、ORP および導電率について特定の溶液値を測定するよう調
整できます。
1. プローブを洗浄します。プローブを溶液の中に入れます。
2.
3.
4. 必要に応じて、矢印キーを使用してパラメーターを選択します。
5.
測定値が点滅します。
6. 矢印キーを使用して値を変更します。
7.
を押します。
温度の調整
温度測定は、25°C および/または 85°C で調整できます。調整を行うと、
pH、ORP および導電率の測定精度が高まります。
注 : ご使用のプローブの使用可能温度については、プローブの説明書を参照してく
ださい。
を
1. プローブと基準温度計を約 25°C の水が入った容器に入れ、温度が安
定するのを待ちます。
2. 測定器の測定温度と基準温度計の測定温度を比較します。この値の差
が測定器の調整値です。
例: 基準温度計: 24.5 ℃、測定器: 24.3 ℃の場合、調整値: 0.2 ℃。
を押します。パラメーターが点滅します。
を押して、溶液の値を測定します。
を押します。パラメーターが点滅します。
を押したままにして、
を押します。
を押します。ディスプレイに「OK」と表示されます。
を押し続けます。
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