•
すべてのコードと接続部を点検します。
不定期で行うメンテナンス
•
作業の時間が 50 時間になった後、認定サービスセン
ターにマフラーの修理または交換を依頼します。
•
次の場合は、スパークプラグに対するメンテナンス
を行います。
•
エンジンの出力レベルが低下したとき。
•
エンジンが始動しにくいとき。
•
エンジンがアイドリング速度で適切に動作しな
いとき。
•
給油のたびにソーチェンの潤滑状態を点検します。
ソーチェンの潤滑状態をチェックするには 244 ペー
ジ を参照してください。
アイドリング速度を調整するには
アイドリング速度を調整する前に、エアフィルターに汚
れがなく、エアフィルターカバーが取り付けられている
ことを確認します。
1. アイドリング調節ネジ (T マークが付いています) を
ソーチェンが回り始めるまで時計回りに回します。
2. アイドリング調節ネジ (T マークが付いています) を
ソーチェンが動かなくなるまで反時計回りに回しま
す。
3. アイドリング速度は、ソーチェンが回転し始める速
度を下回る必要があります。アイドリング速度が正
しくなると、エンジンが全方向にスムーズに動作し
ます。
スパーク除去ネットのメンテナンスを
行うには
•
ワイヤーブラシを使用して、スパーク除去ネットを
清掃します。 (図 56)
スパークプラグに対するメンテナンス
を行うには
注意:
推奨されているスパークプラグを
使用します。交換部品がメーカー提供の部
品と同じであることを確認します。誤った
スパークプラグを使用すると、本製品が損傷
することがあります。
1. 本製品が始動しにくい、または動作しにくい場合は、
スパークプラグに異物がないかどうかを点検しま
す。スパークプラグ電極に異物が付着するリスクを
下げるには、
a) アイドリング速度が正しく調整されていること
を確認します。
b) 適切な燃料混合物を使用していることを確認し
ます。
c) エアフィルターに汚れがないことを確認します。
2. スパークプラグを清掃します(スパークプラグが汚
れている場合) 。電極間隔が正しいことを確認しま
す。 (図 58)
862 - 007 - 26.07.2024
3. 必要に応じて、スパークプラグを交換します。
エアフィルターのクリーニング方法
1. エアフィルターカバーを取り外して、エアフィルタ
ーを取り出します。 (図 59)
2. 暖かい石鹸水でエアフィルターを洗浄します。エア
フィルターは乾燥させてから取り付けます。
3. 十分に洗浄しても汚れが落ちない場合は、エアフィ
ルターを交換します。破損したエアフィルターは必
ず交換してください。
ソーチェンを目立てするには
カッター
ソーチェンの刃部はカッターと呼ばれ、刃(A)とデプ
スゲージ(B)で構成されています。カッターの切削の
深さは、この 2 つの高さの差、デプスゲージの設定(C)
によって決まります。
(図 60)
刃を目立てするときは、下記の 4 つの重要な要素に注意
してください。
•
目立て角度。
(図 61)
•
切削角度。
(図 62)
•
ヤスリの位置。
(図 63)
•
丸ヤスリの直径。
(図 64)
刃を目立てするには
丸ヤスリと目立てゲージを使用して刃を目立てします。
お使いの製品に取り付けられているソーチェンに対して
推奨されているヤスリとゲージの寸法については、
チェンの目立てとソーチェンの組み合わせ 246 ページ
を参照してください。
(図 65)
1. ソーチェンに適切な張りがあることを確認します。
適切な張りがないチェンは片方に動き、正しく目立
てされません。
2. 片方のすべての刃にヤスリをかけます。次に、内側
から刃にヤスリをかけ、戻りストロークの圧力を下
げます。
3. 本製品を反対側に向け、刃にヤスリをかけます。
4. ヤスリを使用して、すべての刃が同じ長さになるよ
うにします。刃の長さが 4 mm(5/32 インチ)まで
減っている場合は、摩耗したソーチェンを交換しま
す。
デプスゲージの設定を調整するには
デプスゲージ設定を調整する前に、刃を目立てします。
刃を目立てするには 243 ページ を参照してください。
刃(A)の目立てを行うと、デプスゲージ設定(C)が低
ソー
243