• 最も正確な測定を行うには、気中ではなく水中の硫化水素の濃度を測定します。
• 重力式システムでは、初期の硫化水素濃度を正確に測定するために、できるだけ加圧水管の端に近いと
ころで測定してください。通気井戸に水が入ると、水から溶存硫化水素が放出されます。
• 空気測定の場合は、高水位時にセンサの測定部が水位より高くなるように設置し、センサに異物などが
溜まらないようにしてください。
• 異物などがセンサに溜まらないように、センサの周囲に十分な流れと乱流がある場所にセンサを取り付
けます。
• センサを淀んだ水に近づけないでください。生物付着が発生します。
4.4.3 センサの取り付け
ガス暴露の危険。硫化水素は毒性の強いガスです。安全データシート (MSDS/SDS) で指定されている個人
用保護具を着用してください。安全手順に関する現在の安全性データシート (MSDS/SDS) を参照してくださ
い。
センサの測定部を上に向けないでください。センサが破損する可能性があります (保管中、輸送中、校正中、設置中、操
作中など)。
センサの取り付けが吊り下げの場合は、センサが破損しないよう、物、壁面や底面に当たらないように取り付けてくださ
い。
必要条件:
•
センサケーブルがセンサとフィールド送信機またはデバイスに接続されていること。配線
照してください。
•
センサが測定場所で校正済みであること。校正
• センサを水中に設置する場合 (または水位の上昇によりセンサが水中に入る可能性がある場合) 、セン
サへのケーブルガードの取り付け。ケーブルガードの取り付け
• 4–20 mA アナログ出力が表す測定単位が測定の種類に対して適切である: mg/L (液体測定) または
ppm
(エア測定)。4–20 mA 出力の測定単位の変更
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水中の硫化水素測定は、空間の喚起状態や経時変化、また設置場所により測定が左右されることはあ
りません。
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日本語
危 険
告 知
告 知
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