4.2 校正
センサを設置後初めて使用する場合は、使用する前にセンサを校正する必要があります。その後は、精度
を維持するために、1 ヵ月周期でセンサの校正が必要です。別売りの校正キットに付属の校正説明書を参
照してください。
校正を行う前に、以下の条件に当てはまっていることを確認します。
•
測定場所がセンサの動作温度範囲内にある。表 1
•
センサが汚れていない。センサの検査と清掃
• 電源/4-20 mA センサケーブルがセンサに電源を供給している。
• RS-232 センサケーブルがセンサに接続している (該当する場合)。
注 : 頻繁に校正する必要はありません (2 ~ 3 ヵ月間隔 ) 。ただし、頻繁に校正を行うと、センサの精度が向上します。
注 : 汚れやすい場所に設置する場合 ( 薬注後など ) は、校正周期を短くする必要があります。
4.3 4–20 mA 出力の測定単位の変更
センサのステータス LED は、現在 4–20 mA
参照してください。
通信に 電源/4-20 mA センサケーブルのみを使用する場合 (RS-232 センサケーブルなし)、4–20 mA アナ
ログ出力が表す測定単位を、測定の種類に応じて適切なものに変更します: mg/L (液体測定) または ppm
(エア測定)。
測定単位を変更するには、次の手順に従ってください:
注 : この手順では、センサからの RS-232 信号は変更されません。
1.
センサに溜まった異物を取り除きます。センサの検査と清掃
2. センサからケーブルを外します。
3. センサに校正キャップを取り付けます。正しい取り付けについては、校正キャップと流量レギュレーター
に付属の説明書を参照してください。
4. 電源/4-20 mA ケーブルをセンサに接続します。電源/4-20 mA センサケーブルがセンサに電力を供給し
ていることを確認します。
5. センサのステータス LED が赤と緑に点滅したら、センサから校正キャップを取り外します。
ステータス LED が再び緑に点滅し、新しい測定単位が表示されます。
色
緑、1 回点滅
緑、2 回点滅
4.4 設置
4.4.1 設置オプション
図 10
図 11
と
に、さまざまなセンサの取り付けオプションを示します。
注 : センサを壁に取り付けないでください。くずや異物などがセンサに溜まります。
128
日本語
115 ページを参照してください。
131 ページを参照してください。
のアナログ出力で表されている測定単位を示します。表 7
表 7 ステータス LED
測定単位
0–5 mg/L、液体測定
0–1000 ppm、エア測定
131 ページ を参照してください。
を