RD SedLineテスター
再利用可
目的
RD SedLine™テストツールは、 RD SedLine EEGセンサの代わりに接続し、 SedLine®システムの基本的な機能と患者の
安全性のテストを可能にします。
SedLine®システムは3つの異なるコンポーネン トで構成されています。
˙ ベースモニターおよびディ スプレイ装置 (例えば、 Masimo® Root®モニター) 。
˙ モニターに接続するSedLineモジュール。
˙ SedLineモジュールをRD SedLine EEGセンサに接続するRD SedLine患者ケーブル。
ベースモニターの安全性試験は、 そのデバイスのメンテナンスまたはサービス手順に従って実行する必要があり
ます。 これらの説明書には、 SedLineモジュールおよびRDSedLine患者ケーブルの機能特性および安全特性を確認
するために必要な追加テス トについて記載されています。
警告、 注意および注記
˙ このテスターに目に見える損傷があってはなりません。 破損した製品やカバーが外れている製品、 導体が露出
している製品は絶対に使用しないでください。
˙ このテスターが機器または患者ケーブルに正しく取り付けられていない場合、 測定値の途切れや不正確な
結果、 読み取り不能につながります。
˙ 機能のテスターは精度の評価には使用できません。
˙ このテスターは校正ツールとして使用するものではありません。
取扱説明
A. 機能テスト
1. SedLineモジュールをベースモニターに接続し、 RDSedLine患者ケーブルをSedLineモジュールに取り付けます。
2. Root®または別の監視装置にSedLineモニターウィ ンドウが表示されるようモニターを設定します (必要に応
じてモニターの取扱説明書を参照して ください) 。
3. RD SedLineテストツールを患者ケーブルに接続します。 次のことを確認します。
a.すべての電極は良好な接続状態と4.5~5.5kΩの範囲のインピーダンスを示しています。
b.EEGの振幅を1 µV/mmに調整します。 ピーク間のベースラインノイズが約2 mmの平坦なトレース信号であ
ることを観察します。
これらの結果が得られない場合はSedLineモジュールまたは患者ケーブルに欠陥がある可能性があります。
B. 安全性試験 (漏れ電流)
1. メンテナンス/サービスの手順書に従い、 ベースモニター本体が安全性試験に合格していることを確認します。
2. SedLineモジュールをベースモニターに接続し、 RD SedLine患者ケーブルを取り付けます。
3. RD SedLineテストツールを患者ケーブルに接続します。
4. RD SedLineテストツールのワイヤ端子は、 「 装着部」 を表します。 この安全性試験の目的において、 RD SedLine
EEGセンサは単一の装着部であると見なします。 医療安全解析装置または漏電テスターの該当する 「装着
部」 端子にワイヤ端子を接続して ください。 ( 多くのテスターでは、 これはRLのようなECG電極端子である場合
があります。 必要に応じて、 解析装置/テスターの取扱説明書を参照して ください。 )
5. 解析装置/テスターの操作手順に従って、 患者の装着部の漏れ電流テストを実行します。
次の電源条件をテストして ください。
a.正極性 : ノーマル、 オープンニュートラル、 オープンアース (グラウンド)
b.逆極性 : ノーマル、 オープンニュートラル、 オープンアース (グラウンド)
すべての状況で漏れ電流が10 μA未満であることを確認します。
6. 解析装置/テスターの操作手順に従って、 装着部の電源の漏れ電流テストを実行します。 次の電源条件をテ
ストして ください。
a.正極性
b.逆極性
すべての状況で漏れ電流が20 μA未満であることを確認します。
7. 機器またはケーブルからテスターを取り外します。
使 用 方法
天 然ゴムラテックス不使用
LATEX
PCX-2108A
02/13
31
ja
非殺菌
10126B-eIFU-0419