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作業中に飛散する様々な異物から目を守ってください。
粉じんマスクおよび呼吸マスクなどを着用し、作業中
に発生する粉じんから防護してください。 騒音の激し
い場所で作業を長時間続けると、聴力損失の原因とな
ることがあります。
電動工具をご自分、他の人物または動物に向けないで
ください。 先のとがった、または熱くなった先端工具
で怪我をする恐れがあります。
電動工具上に銘板やマークを固定する際には、ネジや
リベッ卜を使用しないでください。 電気的な絶縁を破
壊し、感電を防げなくなる恐れがあります。貼付方式
の銘板を使用してください。
非金属製工具で電動工具の通気孔を定期的に掃除して
ください。 モーターファンは粉じんを装置内へ吸引し
ます。 金属粉じんが多く蓄積されると、感電を発生す
る恐れがあります。
石膏を含む材質の加工後 : 電動工具の通気孔やスイッチ
エレメントを乾燥した、オイルフリーの圧縮空気で掃
除してください。 これを怠ると、石膏粉塵が電動工具
のハウジング内やスイッチ付近に溜まり、空気中の湿
気を吸収して硬化することがあります。これが、スイ
ッチ機構の機能の悪化につながる恐れがあります。
バッテリー (バッテリーブロック)の使用と取
り扱い
バッテリー使用時の火傷、火災、爆発、皮膚その他の
負傷発生を回避するため、以下の注意に従ってくださ
い :
バッテリーの改造、解体、破砕はお避けください。 バ
ッテリーに機械的衝撃を与えないでください。 バッテ
リーが破損していたり、不適切な使用方法をとったり
すると、有害な煙および液体が発生する恐れがありま
す。 ここから発生する煙は呼吸器官を刺激する恐れが
あります。 バッテリーから漏れ出た液体は肌に刺激を
与えたり火傷の原因となったりすることがあります。
破損したバッテリーから液体が発生し、隣接物に接触
した場合、該当部品への危害を確認し、これを洗浄ま
たは交換してください。
バッテリーを熱または火気にさらさないでください。
バッテリーを直射日光にさらさないでください。
バッテリーはご使用になる直前にオリジナル包装から
取り出してください。
電動工具での作業を開始する前に電動工具からバッテ
リーを取り出してください。 電動工具が不意に始動す
ると負傷事故が発生する恐れがあります。
電動工具のスイッチが切れていることを確認してから
バッテリーを取り出してください。
バッテリーはお子様の手に届かないようにしてくださ
い。
バッテリーを清潔に保ち、湿気および水から保護して
ください。 バッテリーコンタクトおよび電動工具に汚
れが付着している場合には、乾燥した清潔な布でこれ
を除去してください。
お手持ちのツールに適した正常な純正 FEIN バッテリー
のみをご使用ください。 不適切な、または破損した、
もしくは修理・改造されたバッテリーや模造品、他社
製品で作業を行ったり、充電したりすると、火災や爆
発の事故が発生する危険があります。
バッテリー充電器の取扱説明書に記載された安全上の
注意に従ってください。
危険粉じんの取り扱い
本工具を使用して工作物を加工すると、危険な粉じん
が発生することがあります。
岩石含有物質、塗料溶剤、木材保護剤、船舶用防汚材
のアスベスト、アスベスト含有物質、鉛含有塗料、金
属、一部の木材、鉱物、ケイ素粒子等の粉じんと接触
したり、これらを吸引するとアレルギー反応、気管支
炎、癌、不妊の原因となる場合があります。 粉じんの
吸引によるリスクは暴露状態に依存します。 発生する
粉じんに適した吸じん方法、防護具を使用し、作業場
の換気を充分に行ってください。 アスベスト含有材の
加工は専門家にご依頼ください。環境によっては、木
粉じんや軽金属粉じん、研磨粉じんおよび化学材の高
温混合気が引火または爆発の原因となることがありま
す。 粉じん容器の方向への火花飛散、電動工具や研磨
物の過剰加熱を回避してください。粉じん容器内の粉
じんは適時に除去してください。物質メーカーの加工
指示および加工材に定められた各国の規定に従ってく
ださい。
手に伝わる振動
本説明書上に記載された振動レベルは EN 62841 の規
格に準拠した測定方法で測定されているため、この情
報は他の電動工具との比較時にご使用いただけます。
また、振動負荷の事前調査にもご使用いただけます。
記載中の振動レベルは電動工具を主な用途にご使用に
なった場合の代表値を示しています。用途やご使用に
なる先端工具、保守状況によっては、記載中の振動レ
ベルと異なることがあります。 このような場合、作業
中の振動負荷が大幅に高くなることがあります。
振動負荷を正確に推測する場合には、電動工具のスイ
ッチを切っている時間やスイッチは入っていても実際
に使用していない時間も考慮に入れる必要があります。
これにより、作業中の振動負荷は大幅に低下すること
があります。
電動工具や先端工具の保守、手の保温、作業フローの
計画などの追加的措置を定めることで、作業員を振動
負荷から保護してください。