モードC
このモードでは、 本装置を温度センサー接続、 あるいは温度セ
ンサー接続なしでもご使用することができます。
メインスイッチを使って切り替えする装置の場合、 撹拌機能や
加熱機能は前回終了時の状態で再始動されます。 作動モードA
とBでは、 設定された通常値を変更することができません。
ディスプレイ (Display)
ホーム画面に表示させる情報 (トルク傾向測定、 pH値、 タイマ
ー、 グラフ) を指定することができます。 チェックマークが付い
ている場合、 オプションは有効に設定されています。
グラフ (Graph)
軸割当 (Axis Assignment)
軸を割り当てるた め に4 つ のオプション (温 度、 速 度、 トル
ク、 pH) から2つのオプションを選定することができます。 点滅
は、 オプションが有効であることを意味します。
軸スケーリング (Axis Scaling)
軸のスケーリングを自動、 または手動の選択することができま
す。
プログラム(Programs)
メニューの 「Programs」 では、 最大で5つのユーザー定義速度
(rpm) 時間プロフィールを作成したり、 プログラムの間欠モー
ドを有効にするかどうかを定義したりすることができます。
間欠モードが有効な場合、 「 Intermittent
止時間値が適用されます。
注 : プログラムの一部の項目だけ間欠モードで作動させたい
場合は、 メニューの 「間欠(Interval)」 より 「起動/停止時間(Run
time/Stop time)」 を選択し、 「 間欠モード(Intermittent Mode)」
メニューで 「作動/停止(Run/Stop)」 機能を有効にする必要が
あります (詳細は 「攪拌(Stirring)」 を参照) 。
プログラムを選択すると、 次のオプションを利用できます。
スタート(Start) : 選択されたプログラムの起動。
ダイヤルノブでメニューの 「Start」 を押してプログラムを起動す
るとさせると、 画面上に 「Infinite loop」 または 「Loop count」 と
いう選択肢が表示されます。 ダイヤルノブで 「OK」 を押して 「Infi-
nite loop」 を選択してプログラム制御を起動するか、 もしくは数
字を入力した後、 ダイヤルノブで 「OK」 を押して 「Loop count」 を
選択してプログラム制御を起動します。
編集(Edit) : 選択されたプログラムパラメータの編集。
ダイヤルノブでメニューより 「Edit」 を選択すると選択されたプ。
プログラムでは指定されたプログラムセグメントを編集、 削除、
挿入または保存することができます。
いずれか一つの項目のプログラムタイムを編集する場合は、 該
当プログラムをチェック(√)する必要があります。
削除(Delete) : 選択されたプログラムの削除。
ダイヤルノブを使い、 メニューより 「Delete」 を実行して削除した
いプログラムを選択するとすべてのプログラムパラメータをク
リアすることができます。 この場合、 チェックマーク (√) も消えま
す。
ビュー (View): プログラムの詳細が表示されます。
安全 (Safety)
タイムアウト(Time Out):
「タイムアウト」 機能は、 マグネチックスターラーと無線コント
ローラーボックスとの間の通信がどれく らい中断したとマグネ
チックスターラーがどんな反応を示すのかを決めるための機
能です。
設定値を超えると、 予め設定していた温度と速度値が有効にな
ります。
注記 : 制限時間の初期設定は、 30秒です。 制限時間は最大60分
まで設定できます。
「Speed」 メニューでは、 撹拌タスクに適切かつ安全な速度を
指定できます。 RET control-visc ステーションと無線コントロー
ラー間の通信エラーが発生した場合または交信距離を超えた
場合、 安全速度が適用されます。
注記 : 安全速度の初期設定は 50 rpm です、 制限時間を経過後
に実行されます。 速度限度値を最大で 1700 rpm まで設定する
ことができます。
間欠モードが有効時は、 設定限界速度まで作動するか、 実測値
が安全速度より遅い時は、 設定速度まで作動します。
「温度」 オプションでは、 加熱作業に適した安全な温度を設定
することができます。 本機と無線コントローラの通信が失敗する
ような時や電波が届かない時は、 安全温度設定する必要があり
ます。
注記 : 安全温度の設定範囲は0~340 °Cです。
パスワード(Password)
「Password」 メニューでは、 パスワードを使用して無線コントロー
ラーを保護できます (工場出荷時設定 : 「000」 ) 。
Mode」 の作動/停
Safe temp 確認 (Safe temp confirmation)
起動時に天板の安全温度値を適用するよう求められます。
Er5
加熱スイッチを入れた後、 センサーが溶液に浸っているかを識
別するために多少時間がかかります。
注 : 識別を行うタイムリミッ ト値を1 min~30 minの範囲内で設
定することができます。
タイムリミッ トを0 min に設定すると、 エラー5での検出は使用
できなくなります。
この機能を有効化するには以下の条件を満たす必要がありま
す。
- センサー温度が 50 °C未満
- 設定温度とセンサー温度の差が 5 K 以上
注意
93