Würth DX12 Mode D'emploi page 30

故障かなと思ったら
ホース内にフルードが見えるけれども、吸込み作用が弱い。
DX12 は十分な真空度を生み出すことができない。
1. システムが目詰まりしていて、動作圧力が許容限度の 5.5 bar
より低下していませんか? コンプレッサー、ホース(内径が十分
か)、および接続部を点検し、必要なら取り換えてください。
ユニットの目詰まりを防止するため、フィルターに通した乾い
た圧縮空気を使用してください。
2. シールが傷んでいませんか? 点検して必要なら取り換えてくだ
さい。
3. 吸込みホースが傷んでいませんか?
4. 吸込みホースがカバーに正しく接続されていますか?
操作ハンドルを吸込み位置から戻したのに、DX12 はサイホン作用
によってフルードを排出しつづけている。
1. いったん操作ハンドルを排出位置に回してから吸込み位置に回
し、最後にニュートラル位置に戻すと、サイホン作用は止まり
ます。圧力ゲージはマイナスとプラスの間、0位置を示すはず
です。
DX12 を使用中に作動が止まる。
1. ユニットがフルードでいっぱいになってフロートが閉じている
場合は、フルードを空ける必要があります。
2. あまりに多くの空気が容器内に吸い込まれています。 この場合
スプラッシュ(飛沫)が発生して、フロートが閉じることがあり
ます。 ハンドルを圧力位置に回した後素早くニュートラル位置
に戻すと、フロートが開きます。
3. ユニットを過度に低い温度で、湿度の高い圧縮空気とともに使
用していませんか? ユニットを室温中に置いてください。
予備部品
容器シール Order no. 071455 XXXX 12リットル容器 (12.6 qts) Order no. 071455 XXXX
J
保守
ユニットは常に清浄に保ち、必要なときはシールを交換してくだ
さい。 それ以外に保守の必要はありません。 注意! 清掃のために
容器を取り外すときは、その前にシステムが加圧されていないこ
とを確認してください。
廃液の処分
廃液は環境に有害です。 廃液は現地の法規にしたがって廃棄して
ください。
テクニカルデータ
動作圧力: 5.5 ‒ 12 bar (79 ‒ 174 PSI)
真空度: Max. 85%
¼"
接続部のねじ山:
容器の容積: 12.0 リットル (12.6 qts)
-20˚C ~ +80˚C (-4˚F ~ +176˚F)
温度範囲:
騒音レベル: 79 dBA、6 bar時
吸込み/排出ホース: 1.5 メートル (5 ft)
空気消費量、負圧時: 80 l/min、6 bar時 (2.8 CFM、87 PSI時)
圧縮空気消費量: 35 l/min、6 bar時 (1.2 CFM、87 PSI時)
保証
現行保証条件に準拠します。
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