外性器の着脱には骨盤ピンの着脱も忘れずに行ってくださ
い。
骨盤ピンを必ず元に戻してください。
戻し忘れると骨盤が広がってしまい、外性器を
マネキンに装着できなくなる場合があります。
回腸造瘻プラグ付きの腹部プレートには尿リザーバーが入
っています。リザーバーに液を充填するには、プラグを外
し、液を注入してから元に戻してください。
外性器の装着方法
1. 外性器にバルブをねじ込みます。
2. Cリングをコネクタに取り付けます。
3. リザーバー側にコネクタを差し込みます。
4. Cリングを締めます。
5. 外性器一式(写真2)を骨盤内部に差し込みます。
6. 骨盤ピンを元に戻します。
7. 腹部プレートを元に戻します。
下の写真をご覧下さい。
チューブをコネクタの凸部まで
押し込みます。
クランプはここに取り付けます。
ナーシング キッド
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クランプを取り付けてから、締めます。
結腸リザーバー –
結腸リザーバーは狭い方を下に、コネクタが外側に向くよ
うにして、骨盤内部に装着します。 コネクタは外性器の
肛門バルブをリザーバーにつなげるのに使います。リザー
バーは使用後にマネキンから取外し、 裏返しして液抜き
し、完全に乾かしてから 保管してください。(写真2)
写真2
長い方が尿リザーバー、短い方が肛門リザーバー用です。
外性器の取外し
1. 腹部プレートを持ち上げます。
2. 外性器の上部を腹部側に引っ張り、骨盤ピンを外しす。
3. これで腹部プレート、外性器とコネクタ、結腸リザーバ
ーが同時に外せます。
導尿カテーテルと浣腸シミュレーション –
カテーテルには、使用前に潤滑スプレーまたは液体洗剤
の原液をかけて滑りやすくしてください。
繰り返し使用しているうちに水で潤滑剤が流され、摩擦で
ひっかかるようになってしまいます。この場合は潤滑剤を
たっぷりかけ、尿道に何度か抜き差ししてください。
抜去時にカテーテルがひっかかる場合は、しばらく抜き差
しを繰り返してください。可能であればリザーバーにぬる
ま湯を入れ、潤滑剤や洗剤がカテーテル周囲で固まるのを
避けます。また、バルブを外す際には必ずリザーバーの液
抜きを行ってください。
導尿カテーテルにはサイズ12フレンチのものを使用して
ください。浣腸シミュレーションにはサイズ7mmのカテ
ーテルを使ってください。
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