Bosch ANGLE EXACT ION 8-1100 Notice Originale page 257

OBJ_BUCH-1521-005.book Page 257 Tuesday, February 24, 2015 2:30 PM
それぞれの状況に応じてトルクを設定するには、必
ず付属の調節ツール 25 をご使用ください。
– 電動工具のスライド 6 を完全に戻してください。
対象製品 : ANGLE EXACT ION
8-1100 | 15-500 | 23-380 | 30-290
– 六角ソケットレンチ 26 を先端工具 1 に差し込
み、ゆっくりと回してください。
– ハウジング開口部内に小さな凹部（調整板 27）
が現れるまで、調整ツール 25 をこの凹部内に差
込んで回してください。
対象製品 : ANGLE EXACT ION
30-300 | 40-220 | 50-210 | 60-120
– 先端工具差込部 2 を開口スパナでゆっくりと回し
ます。
– ハウジング開口部内に小さな凹部（調整板 27）
が現れるまで、調整ツール 25 をこの凹部内に差
込んで回してください。
時計方向に回すとトルクが高くなり、時計逆方向に
回すとトルクが低くなります。
– 調整ツール 25 を取り出してください。スライド 6
を再び前へずらし、クラッチへの汚れの付着を防
いでください。
備考： 必要なトルク値はねじの締め付けトルク特性
によって異なりますので、実際にテストして決める
のがベストです。 トルクレンチを使用して、締め付
けトルクを確認してください。
 トルクセッティングは規定範囲内でのみおこなっ
てください。規定外のトルクを設定すると、カッ
トアウトクラッチが機能しなくなります。
トルクセッティングのマーキング （図 L 参照）
電動工具には必ずマーカーリング 1 個を装着し、ハ
ウジング内への粉塵や汚れの侵入を防いでくださ
い。
対象製品 : ANGLE EXACT ION
30-300 | 40-220 | 50-210 | 60-120
この産業用バッテリースクリュードライバーでは、
まずアングルヘッド（｢アングルヘッドの調整と取
外し｣、255 ページ参照）を取り外す必要がありま
す。
これにより次の要領でトルク量をマーキングするこ
とができるようになります。
対象製品 : ANGLE EXACT ION
8-1100 | 15-500
個別に設定したトルクを識別するため、マーカーリ
ング 17 を別色のマーカーリングと交換することが
できます。
– マーカーリング 17 を交換するときは、薄手のス
クリュードライバー刃、ナイフもしくはそれに似
た工具を使用してください。
Bosch Power Tools
ネジ締めに関する表示 ( 緑色 / 赤色 LED)
あらかじめ設定した規定トルクに達するとカットア
ウトクラッチが作動します。 LED 表示 7 が緑色に点
灯します。
あらかじめ設定した規定トルクに達さなかった場
合、LED ランプ 7 が赤色に点灯するとともに信号音
が鳴ります。 この際、再度締め付けが必要です。
再スタート防止機能
ネジ締めの最中にカットアウトクラッチが作動する
と、モーターが停止します。 0,7 秒経過しなければ
スイッチを再投入することができません。 これに
よって、既に締め付けが終了した後の不意の再締め
付けを防止できます。
保守とサービス
保守と清掃
 電動工具に何らかの作業をおこなう場合（メンテ
ナンス、アクセサリー交換など）や持ち運び、保
管の際には必ずバッテリーを電動工具から取り外
してください。 オン／オフスイッチを不意に投入
すると、けがをする危険があります。
 効率のよい安定した作業がおこなえるよう、電動
工具および通風口はきれいな状態を保ってくださ
い。
電動工具の潤滑
潤滑剤 :
専用ギアボックスグリス (225 ml)
部品番号 3 605 430 009
モリコート潤滑剤
モーターオイル SAE 10/SAE 20
– 運転時間が 150 時間を越えた時点でギアボックス
を低刺激性の溶剤でクリーニングしてください。
溶剤メーカーの指定する使用・処分方法を厳守し
てください。 ギアボックスの潤滑には、ボッシュ
専用ギアボックスグリスのみをご使用ください。
初回のクリーニング後は運転時間 300 時間毎にク
リーニング作業を実施してください。
– クラッチの可動部分に関しては、約 10 万回のネ
ジ締め毎にモーターオイル SAE 10/SAE 20 数滴を
潤滑してください。 滑り動作およびころがり動作
部品を潤滑する際には、モリコート潤滑剤をご使
用ください。 潤滑作業時にあわせてクラッチの消
耗をチェックし、繰り返し精度と正確性が維持さ
れているかを確認してください。 その後、クラッ
チのトルク量を再設定する必要があります。
 保守・修理作業に関しては、必ずボッシュ認定に
よるサービス担当者にご依頼ください。 これによ
り電動工具の安全性維持が確実におこなわれます。
ボッシュ認定の顧客サービス代理店では、敏速かつ
確実な保守・修理作業を承ります。
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