Bosch GLL 2-10 Professional Notice Originale page 170

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OBJ_BUCH-2825-002.book Page 170 Wednesday, August 24, 2016 4:01 PM
170 | 日本語
 メジャーリングツールに強度な衝撃を与えたり、
落下させたりしないでください。 メジャーリング
ツールが外部からの強度な衝撃等を受けた場合に
は、作業を継続する前に必ず精度チェックをおこ
なってください (「水平精度」参照) 。
 メジャーリングを運搬する場合には、必ずスイッ
チを切ってください。 強い衝撃を与えると破損す
る恐れのある揺動機構は、スイッチを切ることで
ロックされます。
スイッチ on/off
本機の電源を入れるには、オン / オフスイッチ 2
を 「
on 」 (固定ラインモード)または 「
(自動整準モード)までスライドさせます。電源を
入れると直ちに、レーザー光照射口からレーザー光
が照射されます 1。
 レーザー光を人や動物に向けないでください。 距
離が離れている場合にもレーザー光内を覗かない
でください。
本機の電源を切るには、オン/オフスイッチ 2 を
「 OFF 」 位置までスライドさせます。電源を切ると、
揺動機構はロックされます。
許容作動温度 50 °C を越えた場合には、レーザー
ダイオード保護のために電源が OFF になります。温
度が低下した後、本機は再度使用可能状態になり、
電源を再度入れることができます。
自動電源オフ
約 120 分間にわたってメジャーリングツール上で何
らかのボタン操作がおこなわれなかった場合、メ
ジャーリングツールは自動的にスイッチオフとな
り、これにより電池の消耗を防ぎます。
– 自動的に電源が OFF になった後で本機の電源を再
度 ON にするには、オン/オフスイッチ 2 を
」までスライドして本機の電源を入れ直す
か、5 ボタンまたは 6 ボタンを押してください。
自動電源オフ機能の解除 :
– 自動電源オフ機能を解除する場合は、本機使用中
に 5 ボタンを 3 秒以上押し続けます。 自動電源オ
フ機能を解除すると、確認のためにレーザーライ
ンが短く点滅します。
備考: 使用温度が 45 °C を超えると、自動電源オ
フ機能を解除できなくなります。
自動電源オフ機能の起動 :
– 自動電源オフ機能を起動するには、メジャーリン
グツールのスイッチを切り、再び入れてくださ
い。
探知モード ( 図 A – C 参照 )
本機には 3 つの作動モードがあり、いつでも切り替
えることができます。
– 水平ライン照射モード 「 –」:レーザーラインが水
平に照射されます。
1 609 92A 3G0 | (24.8.16)
– 垂直ライン照射モード 「 l 」:レーザーラインが垂
直に照射されます。
– クロスライン照射モード 「 – 」 および 「 l 」:レー
ザーラインが垂直および水平方向に照射されま
す。
本機の電源を入れると、クロスライン照射モードに
なります。運転モードを変更する場合は、ボタン 5
または 6 を押して、水平レーザーラインまたは垂直
レーザーラインをオフにします。
どの運転モードに対してもオートレべリング機能の
有無が選択できます。
on 」
オートレベリング機能の使用
本機を水平で安定した床面に置くか、プラット
フォーム 20 または三脚 15 に固定します。
本機の電源を入れると、オートレベリング機能が自
動補正範囲(±4°)内の凹凸を自動的に整準しま
す。レーザーラインが動作しなくなると、整準は終
了です。
自動整準が行えない場合(本機の設置面が水平面か
ら 4° 以上差異がある場合など) 、レーザーライン
は速い速度で点滅し始めます。
運転中、メジャーリングツールに衝撃を与えたり位
置を変更したりすると、自動的に再度セルフレベリ
ングがおこなわれます。 再度レべリングをおこなっ
た場合には、水平または垂直レーザーラインが参照
点に一致しているかを再確認し、測定エラーを防い
でください。
オートレベリング機能を使用しない作業
固定ラインモードでは、オン/オフスイッチ 2 を
on 」 位置にスライドします。オートレベリング
機能をオフにすると、レーザーラインがゆっくり点
滅し続けます。
オートレべリング機能がオフになっている場合、メ
ジャーリングツールを手に持って、または勾配のあ
る床面に設置して測定作業をおこなうことができま
す。 クロスラインモードでは、2 本のレーザーライ
ンが必ずしも相互に垂直に発光されるとは限りませ
ん。
水平精度
精度の影響
周囲の温度環境は測定精度に大きく影響を与えま
す。 特に、床面に近い部分における温度が外気温度
と異なると、レーザー光が適切に作用しなくなるこ
とがあります。
周囲温度と異なる温度層は床面付近で最も厚くなっ
ていることから、メジャーリングはできるだけ市販
の三脚に固定し、作業面の中央に設置してくださ
い。
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