エンジンブレーキハンドル
エンジンブレーキハンドルは、エンジンを停止させるた
めのものです。エンジンブレーキハンドルを放すと、エ
ンジンが停止します。
エンジンブレーキを点検するには、エンジンを始動して
から、エンジンブレーキハンドルを放します。エンジン
が 3 秒で停止しない場合は、Husqvarna の認証サービス
代理店にエンジンブレーキの調整を依頼してください。
(図 15)
防振装置の点検
警告:
血液の循環が悪い人が振動を長期
間受け続けると、循環器障害や神経障害を引
き起こすおそれがあります。過度の振動を
受けたために症状が現れた場合は、医師の診
断を受けてください。症状にはしびれ、感覚
まひ、うずき、ちくちくする痛み、刺すよう
な痛み、力が入らない、皮膚の色や状態の変
化などがあります。これらの症状は通常、指
や手の甲、手首に現れます。
防振装置は、使用中のハンドルの振動を軽減します。
ハンドルバーとカッティングカバーのスチールチューブ
が振動を軽減します。KLIPPO LB 553SQe の場合は、 ハ
ンドルバーに 4 つの防振ユニットが取り付けられてい
ます。
•
ハンドルバーと防振ユニットを点検して、損傷がな
いことを確認します。 (図 16)
ベルトガードの点検 (KLIPPO LB 553SQe)
ベルトガードは、負傷の危険性を低減し、損傷したドラ
イブベルトが飛び出すことを防止します。
•
ベルトガードに損傷がなく、正しく取り付けられて
いることを確認します。 (図 17)
マフラー
マフラーは騒音レベルを最小限に抑え、排気ガスを作業
者から遠ざける働きをします。
マフラーがない、または損傷している場合は、本製品を
使用しないでください。マフラーに損傷があると、騒音
レベルと火災発生の危険が増加します。
警告:
使用中、使用直後およびエンジン
がアイドリング速度で稼働しているときは
マフラーが高温になります。可燃性の材料
やガスの近くでは火災に注意してください。
マフラーの点検方法
•
マフラーを定期的に点検して、正しく取り付けられ
ているか、損傷していないかを確認してください。
1911 - 005 - 23.09.2024
燃料の安全性について
警告:
本製品を使用する前に、以下の警
告指示をお読みください。
•
本機に燃料やエンジンオイルが付着している場合は
始動しないでください。付着した燃料やオイルを本
機から拭き取り、乾かしてください。
•
衣服に燃料をこぼした場合は、すぐに着替えてくだ
さい。
•
燃料が身体に付着しないようにしてください。燃料
により負傷するおそれがあります。身体に燃料が付
着した場合は、石鹸と水で燃料を洗い流してくださ
い。
•
エンジンに漏れがある場合は、本機を始動しないで
ください。エンジンに漏れがないかを定期的に点検
してください。
•
燃料に注意してください。燃料は可燃性で気体は爆
発性のため、負傷や死亡に至るおそれがあります。
•
気化した燃料を吸引しないでください。負傷するお
それがあります。十分な空気の流れを確保してくだ
さい。
•
燃料やエンジンのそばで喫煙しないでください。
•
燃料やエンジンのそばに温かい物を置かないでくだ
さい。
•
エンジンの運転中は燃料を給油しないでください。
•
燃料の給油は、エンジンが冷えてから行ってくださ
い。
•
燃料を給油する前に、燃料タンクのキャップをゆっ
くりと開き、慎重に圧力を解放してください。
•
屋内でエンジンに燃料を補充しないでください。通
気が十分でないと、窒息や一酸化炭素中毒によって
負傷や死亡に至ることがあります。
•
燃料タンクキャップを完全に締め込んでください。
燃料タンクキャップが締め込まれていない場合、火
災発生の危険があります。
•
始動する前に、 燃料を充填した場所から本製品を 3 m
(10 フィート)以上移動させます。
•
燃料タンクいっぱいに充填しないでください。高温
になると、燃料が膨張します。燃料タンクの上部に
余裕を持たせるようにしてください。
•
燃料タンクに燃料が入った製品は、温水ヒーター、
スペースヒーター、乾燥機などの発火源が存在する
建物内に保管しないでください。保管場所に入れる
前にエンジンを冷やしてください。
メンテナンスのための安全注意事項
警告:
本製品を使用する前に、以下の警
告指示をお読みください。
•
エンジンの排気ガスには、無臭で有毒な危険性の高
いガスである一酸化炭素が含まれます。屋内または
閉鎖された空間でエンジンを始動しないでくださ
い。
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