•
木くずがクラッチカバーに詰まって、ソーチェンが
動かなくなることがあります。清掃する前に、必ず
エンジンを停止してください。
•
周囲の状況を確認してください。本製品を操作する
際、人や動物が触れたり干渉したりする危険がない
ことを確認してください。
(図 26)
•
本製品を子供に使用させたり、子供のそばで使用し
たりしないでください。本製品は簡単に始動できま
す。十分に監視していないと、子供が動かしてしま
う可能性があります。これにより、重傷を負う危険
があります。
•
監視できない場所に本製品を置く場合や、長時間使
用しない場合は、バッテリーを取り外してください。
•
本製品を完全に制御するために、安定した場所で作
業してください。ハシゴや木の上で本製品を使用し
ないでください。不安定な場所で本製品を使用しな
いでください。
(図 27)
•
樹上で作業するためには、けがを負うリスクの増加
を減らすため、伐採作業用の特殊技術を使用し、こ
れを順守する必要があります。安全関連の機器およ
び木に登るためのその他の機器(例:ハーネス、ロ
ープ、ベルト、クライミングアイアン、スナップフ
ック、カラビナ)の使用など、樹上での作業に関す
る特殊な専門の訓練を受けていない限り、樹上での
作業は行わないでください。
•
落下した切断部分を受け止めようとしないでくださ
い。樹上での作業のときに、体をロープ 1 本で支え
ないでください。必ず安全ロープを 2 本使用してく
ださい。
•
慎重に扱わないと、キックバックの危険が高まりま
す。ガイドバーのキックバックゾーンが誤って枝や
木などに当たると、キックバックが発生するおそれ
があります。
(図 28)
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本製品は片手で操作しないでください。片手では本
製品のコントロールが十分にできません。
•
本製品は肩より上で使用しないでください。また、
ガイドバー先端で切断しようとしないでください。
(図 29)
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事故が起こったときに助けを求めることができない
場所で使用しないでください。
•
本製品を移動する場合は、本製品を停止させてチェ
ンブレーキをかけてください。ガイドバーとソーチ
ェンを後ろに向けて製品を持ちます。搬送前、また
は少しでも移動する前には、ガイドバーに搬送用ガ
ードを取り付けてください。
•
本製品を地面に置くときは、チェンブレーキをかけ
て、常に本製品が視野に入るようにしてください。
本製品から離れる際は、たとえ短時間でも、チェン
ソーを停止してバッテリーを取り外してください。
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駆動装置に木くずが詰まる危険があります。これに
より、ソーチェンが動かなくなることがあります。
本製品をクリーニングするときは、必ず停止させて
バッテリーを取り外してください。
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•
適合しない、または適切に目立てされていないカッ
ティング装置を使用して切断すると、振動レベルが
上がります。硬木(広葉樹など)を切断するととき
は、軟木(針葉樹など)を切断するより振動が大き
くなります。
(図 30)
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循環器系に障害のある人が振動を長期間受け続ける
と、循環器障害や神経障害を起こすことがあります。
過度の振動を受け続けたために症状が現れた場合
は、医師の診断を受けてください。症状にはしびれ、
感覚麻痺、ピリピリ感、刺痛、痛み、脱力感、皮膚
の色や状態の変化などがあります。通常、指、手、
手首に発生するこれらの症状は、低温の環境下でよ
く起こります。
•
特別に訓練を受けていない限り、剪定や枝払い作業
を実行しないでください。
•
伐倒後の木が坂を転がったり滑り落ちたりする可能
性があるため、斜面で切断作業を行う場合は、木の
上方に立ってください。切断時に本製品を完全に制
御するには、切断作業の終盤に切断圧力を解放しま
す。ハンドルを握る両手は緩めないでください。ソ
ーチェンが地面に触れないようにします。切断作業
完了後、ソーチェンが停止してから本製品を移動し
てください。別の木へ移動する際は、必ずモーター
を停止してください。
(図 31)
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人に危害を加えたり、ライフラインに当たったり、
物を損傷するおそれがある場合は伐倒作業を行わな
いでください。ライフラインに当たった場合は、公
益事業会社にすぐに通知する必要があります。
•
身体の動きが自由に取れることを確認してくださ
い。木の根、岩、枝、溝などの障害物がないか周り
の状況や地形を調べてください。斜面で作業すると
きは、注意してください。
•
自分の能力で対応できない状況での作業は避けてく
ださい。
•
本製品の使用時に起こり得る状況をすべて予測し、
対応することは不可能です。常に常識に基づいて注
意して使用してください。
(図 32)
身体保護具
警告:
本製品を使用する前に、以下の警
告指示をお読みください。
(図 33)
•
チェンソー事故の大半は、ソーチェンが使用者に当
たった際に発生します。作業中は、認可されたプロ
テクティブ装具を着用する必要があります。プロテ
クティブ装具で怪我を完全に防止できるわけではあ
りませんが、万が一事故が起こった場合、負傷の度
合いを軽減することができます。使用が推奨される
装具については、サービス代理店にお問い合わせく
ださい。
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