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5.3
メンテナンス作業
情報：識別用のラベルやステッカーは、帽体の端から 25 mm
以上離して貼り付けてください。
5.3.1
保護帽を分解する
保護帽を分解する際はまず上下を逆にし、部品を紛失しない
ように、障害物のない清潔な面に置きます。
分解作業中は、すべての部品を整理して並べてください。
1. ストラップ （図 37 の 項番 1 を参照）をアジャスター
（項番 2）から引き出し、調整システムから引き出
します。
2. 保護メッシュ （図 39 の項番 4 を参照）の後部 （図 38 の
項番 3 を参照）を解除します。
3. リテーナー （項番 6）の 2 つのタブ （図 40 の項番 5 を
参照）を解除します。
4. リテーナー （図 41 の項番 6）の後部を上に持ち上げて解
除し、クリップがヘルメットシェルから外れるようにし
ます。
5. 前部のサポートリング（図 42 の項番 7 を参照）を解除し
て上に持ち上げ、クリップがヘルメットから外れたら、前
部サポートリングをヘルメットから取り外します （図 43
を参照） 。
6. ファスナー（図 44 の項番 8 を参照）を下に押して保持シ
ステムを解除し、保持システムからハーネスを取り外し
ます。
7. クリップ（図 45 の項番 9 を参照）を前部サポートリング
から取り外します （回して外す） 。
8. 固定ピンをそれぞれ外してヘルメット（図 46 の項番 4 を
参照）を取り外します。
9. 接着ファスナを外し、ネックパッドを解除して取り外し
ます （図 47 の項番 10） 。
10. 接着ファスナをはがして、前部サポートリングをヘッド
パッドとともに取り外します （図 48+49 の項番 11 を参
照） 。
5.3.2
保護帽を組み立てる
1. 保持システムの留め具（図 50 の項番 1 を参照）を下から
上に取り付け直します。
2. 保持ストラップ （図 52 の項番 3 を参照）のクリップ
（図 51 の項番 2 を参照）を取り付け、ストラップがクリ
ップとヘルメットシェルの間を通過することを確認し、
クリップを再固定します （図 53 の項番 4 を参照） 。
3. ヘッドパッド （図 54 の項番 5）を前部サポートリングに
取り付けます。
4. ヘルメット （図 55 の項番 6）を前部サポートリングに再
度取り付けます。
5. ネックパッド （図 56 の項番 7）を接着ファスナで再度取
り付けます。
6. ヘアネットとヘッドパッドを完備した前部サポートリン
グをヘルメットに再度取り付け、前後の留め具を固定し
ます （図 57/58 を参照） 。
7. ヘッドハーネス（図 60 の項番 8 を参照）をアジャスター
（項番 9）に挿入し、後部ストラップ （項番 10）をリテ
ーナー （項番 11）に挿入して保持システムを取り付けま
す。
8. アジャスター （項番 13）を使用して保持システムの保護
ひも （図 59 の項番 12 を参照）を取り付けます。
保護ひも （項番 12）の位置はヘアネット （項番 14）の下に
なります。
Dräger HPS 3500
6
輸送
保護帽は、オリジナルパッケージまたはオプションのバッグ
に入れて輸送します。
7
保管
ヘルメットは低温の乾燥した室内に保管してください。保管
中は直射日光を避け、紫外線でコーティングに長期的な損傷
が生じないようにしてください （特に蛍光塗料） 。
8
廃棄
適切に手入れを行った場合、ヘルメットと安全ゴーグルはい
ずれも耐用年数 8 年です。使用条件に応じて、耐用年数は大
きく異なる場合があります。ヘルメットが損傷したり機械的
応力を受けたりした場合は、交換する必要があります。掻き
傷、切り傷、凹みなど、明らかに表面が損傷している安全ゴ
ーグルは、廃棄してください。
廃棄する際は、それぞれ各地域の現行の規則に従ってく
ださい。
9
テクニカルデータ
保護帽の質量
HPS 3500 Basic
（着色バージョン）
HPS 3500 Premium
（塗装バージョン）
HPS 3500 拡張仕様
（前部ランプサポート付きの
塗装バージョン）
安全ゴーグルの重量
保護帽の寸法 （W x H x D)
保管温度
輸送
約 710 g（±3 %）
約 780 g（±3 %）
約 800 g（±3 %）
約 116 g
240 x 295 x 193 mm
+10 °C ～ +40 °C
131
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