使用のために
3.2
保護帽の特徴
ヘルメットは 52 ~ 64 cm の頭囲に合わせた無段階調整式で、
オプションで 50 ~ 64 cm のパッドが付いています。またベ
ンチレーションシステムが採用されており、火花や削
りくず、その他の粒子の侵入を防ぎます。通気孔を完全に閉
じて使用することもできます。
保護帽にフェイスシールドを取付けることができます。
あるいは、メッシュバイザーや他のバイザーをヘルメットに
取り付けることもできます。ネックガード、ランプホ
ルダー、ランプ、聴覚保護具、反射性ストライプ、その他の
アクセサリーをご用意しています。
3.3
使用目的
Dräger HPS 3500 は、捜索救助任務 (EN 16473:2014) 、
山林消火 (EN 16471:2014) 、高所救助 (EN 12492:2012) 、
水難救助 (EN 1385:2012) また緊急時の技術サポート活動
を行う消防隊および救助隊が使用するために専用設計されて
います。
保護帽は衝撃エネルギーを吸収するように設計されており、
場合によっては帽体またはハーネスが破損します。外観に異
常がなくても、大きな負荷に一度さらされた保護帽は交換し
てください。
3.4
制限事項
Dräger HPS 3500 は、自転車やバイクのへルメットとして使
用したり、スポーツ活動を行ったりするためには設計されて
いません。また、EN 443:2008 に従って認定された建物や構
造物の消防用ヘルメットとして使用することもできません。
3.5
認証
本製品は以下に基づいて認証されています:
EN 16471:2014
EN 16473:2014
EN 12492:2012
EN 1385:2012
CA 39767
(EU) 2016/425
適合宣言書 ( 保護帽 ):
https://www.dropbox.com/sh/q3m2u6z6kmk3qyk/AABic12zkRYaV2_LsjnA9dTga?dl=0
128
3.6
保護帽および保護ゴーグルに表示される ID
情報とマークの説明
3.6.1
保護帽
1
2
3 4 5
6
12
11
10
9
1 公認機関
2 任意の要求事項 (*** の印が付いています)
3 サイズ
4 取扱説明書を参照
5 製造元
6 販売店
7 製品説明
8 製品名
9 シリアルナンバー
10 製造国と製造年月日
11 適用規格
12 CE マーク
4
使用のために
4.1
使用の前に
使用目的、または現行の規則および指令に反する、保護帽の
不適切な使用は、負傷の原因となります。
使用者を十分に保護するため、保護帽は、各自の頭の大きさ
に合わせて調節する必要があります。
自らの安全を守るため、保護帽を使用する前に、調節システ
ムの操作方法を熟知してください。必要な調節を行い、
保持システムの調節と解除を繰り返し練習して、操作方法に
慣れてください。
4.2
使用前の準備
警告
!
けがの危険!
保護帽は、正しく装着され、ハンモック、ハーネス、
ヘッドバンドが正しく調節され、 あごひもが閉じられ
ている場合のみ、その保護性能を発揮します。
保護帽は、 必ず完全に組み立てた状態で使用してくだ
さい。各オプション部品は、保護帽に正しく固定され
るようにしてください。
取り外し可能なパーツを別々に着用しないで下さい。
4.2.1
着装高さの調節
着装高さはヘアネットを以下のように調節して設定します:
1. 接着ファスナで固定されたヘアネットの後ろ側のタブを
外し、リテーナーのスロットに通してスライドさせます。
7
8
02431261
Dräger HPS 3500