4.2.2
保護帽を使用者の頭囲に合わせます。
メモ:リテーナーは最大幅に設定した状態で納品されます
ので、使用前に使用者の頭囲に合わせて調節してください。
以下のようにヘッドバンドを調節します。
1. 保護帽をかぶり、サイズをダイヤルで調節します。
2. このとき、片手で保護帽を押さえ、もう片方の手で調節を
行います。サイズ調整システムはヘッドハーネス(下部)
にも作用します。
3. 最初の調整時にのみ、あごひもを調整システムに結
び付ける 2 本のストラップ (図 1 の項番 1 を参照)
を引きます。
4.2.3
保持システムの調節
最初の使用時
あごひも:
1. 4.2.1 章の説明に従って、高さを調整します。
2. ヘルメットをかぶってください。
3. 4.2.2 章の説明に従って、サイズを調整します。
4. バックルを留めます。
5. 調整ストラップ (図 2 の項番 1 を参照)をシステムの調
整クロスピース (項番 2) にスライドさせます。
6. システムが正しく調整されるよう、調整ストラップをも
う一度引きます。
7. 正しく調整できない場合は、あごひもの両側にあるアジ
ャスター (図 3 の項番 3 を参照)を操作して、ストラッ
プを長くするか、または短くしてください。
通常の使用時
あごひも:
1. あごひもを引き締め、バックルを閉じます。
サイズの調整:
1. 4.2.2 章の説明に従って、サイズを調整します。
4.2.4
安全ゴーグル (オプション)の取り付け
安全ゴーグルをシリコンコードで以下のように取り付けます
(図 4 を参照) 。
1. シリコンコードの一方の端を外側から穴(項番 1)に挿入
します。
2. ヘルメットの反対側にあるシリコンコードのもう一方の
端でも同じ作業を行います。
3. コードがヘルメットの縁にくるよう、コードの両端を引
っ張ります。
4. まず、シリコンコードの一方の端を、安全ゴーグルサポー
トの中にある片方の穴に挿入します (項番 3) 。次に、も
う片方の穴に通して引き戻します (項番 4) 。
5. 同じ端で、シリコンコードをヘルメットシェル (項番 1)
の穴からもう一度引きます。
6. シリコンコードの同じ端をヘルメットの縁(項番 2)の中
央にある穴から引き出し、1 本の結び目を作ってしっかり
と固定します (詳細 A) 。
7. シリコンコードのもう一方の端で手順 4 ~ 6 を繰り返
します。
安全ゴーグルをゴムバンドで以下のように取り付けます
(図 5 を参照) 。
1. 安全ゴーグルの内側から始めて、安全ゴーグルサポート
の狭い切り込みからゴムバンドの一端を引き出します。
幅広の切り込みにゴムバンドを通して引き戻します。こ
れで、ゴムバンドが安全ゴーグルの片側に固定されます。
2. ゴムバンドのもう一方の端をヘルメットシェル(項番 1)
の斜めの切り込みに通します。
Dräger HPS 3500
3. ヘルメット後部の周囲にゴムバンドをスライドさ
せます。もう一方のスライドの斜めの切り込みからバン
ドを引っ張ります。 図 5 に示すように、 バンドがヘルメッ
トの縁の高い部分にあることを確認してください。
4. 手順 1 に従って、安全ゴーグルにゴムバンドの端を固定
します。
以下のように、安全ゴーグルをゴムバンドと高速接続システ
ム (QuickConnect)で取り付けます (図 7 ~ 11 を参照) 。
1. 安 全 ゴ ー グ ル が 正 し い 位 置 に あ る こ と を 確 認 し ま す
(図 7) 。
2. 高速カップリングの 1 つをヘルメットシェルの斜めの切
り込みの 1 つに挿入します (図 8 の項番 1 を参照) 。
3. 高速カップリングの歯をヘルメットシェルの端に載るよ
う位置決めします (図 8 の項番 2 を参照) 。
4. 「クリック音」が聞こえるまで (図 9 の項番 4 を参照) 、
カップリング (図 9 の項番 3 を参照)を押します。
5. 高速カップリングの取付システムがヘルメットシェルに
正しく接続されていることを確認します (図 10 を参
照) 。
6. ヘルメットの反対側で手順 2 ~ 5 を繰り返します
(図 11 を参照) 。
安全ゴーグルをゴムバンドまたはクイックコネクターと併用
する場合、リテーナーから突き出ているゴムバンドの端を使
って、安全ゴーグルが顔面に当たる圧力を調整できます。
安全ゴーグルを使用したくない場合は、ヘルメットの上に押
し上げてください。
安全ゴーグルを高速接続システムと併用する場合は、接続シ
ステムの歯を押すことでゴーグルを取り外すことができま
す。
4.2.5
サイドランプ (オプション)の取り付け
ランプホルダーは、専用アダプターのヘルメットシェルの左
側または右側に取り付けられています。
1. ランプを使用するには、ホルダー (図 12 の項番 1 を参
照)をアダプタ (項番 2)のスライドに取り付けます。
2. ランプ (図 14 の項番 3 を参照)をホルダー (項番 1)
に取り付けます。
ランプは次の 2 つの位置で使用できます:
下向き (図 15 を参照)
上向き (図 16 を参照)
4.2.6
前部ランプ (オプション)の取り付け
前部ランプアダプター (図 17 の項番 2 を参照)はヘルメッ
トシェルの前面のインターフェイスに固定されており、
特別に設計された前部ランプとのみ互換性があります。
1. ランプアダプター (図 17 の項番 1 を参照)を使用して、
前部ランプを上から前部ランプインターフェイスに位置
決めします (図 18 を参照) 。
2. アダプターが前部ランプインターフェイスにカチッとは
まるまで、ランプを下にスライドさせます (図 19 を参
照) 。
3. ランプの位置を調整します (図 20 および 21 の項番 2
を参照)
4. ランプを取り外すには (図 22 を参照) 、アダプターがイ
ンターフェイスから外れるまで、ランプアダプターのレ
バー(項番 3)を引きます。前部ランプをランプアダプタ
ーと共に上にスライドさせ、前部ランプインターフェイ
スから取り外します。
詳細については、アクセサリーに付属の取扱説明書をご覧く
ださい。
使用のために
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