メンテナンス
4.2.7
耳あて (オプション)の取り付け
1. 耳あてを固定するには、ヘルメットシェルにあるコネク
ター (図 23 の項番 1 を参照)に固定サポート (項番 2)
を取り付けます。
2. イヤーマフで耳を覆います。使用しない場合は上に上
げます。
3. イヤーマフを帽体の上に上げるときは、まずカチッ
と音がするまでイヤーマフを耳から離します。次に
上方に回し、押さえてロックします。
4. 耳あてを取り外すには、固定サポート (図 24 の項番 2
を参照)のロックポイント (項番 3)を押します。
詳細については、アクセサリーに付属の取扱説明書をご覧く
ださい。
4.2.8
メッシュフェイスシールド /PC フェイスシールド /
電気作業用フェイスシールド (オプション)を取り
付ける
情報:これらのアクセサリーを取り付けるには、耳あてまた
は関連するサポートを取り付けておく必要があります。
このアクセサリーは安全ゴーグルに適合しません。
1. バイザーを固定サポート(図 25 の項番 2 を参照)の固定
クリップ (項番 1)に留めます。
取り付けたフェイスシールドの使用方法:
上 (図 27 を参照)
下 (図 26 を参照)
2. バイザーを取り外すには、バイザーを固定クリップから
引き出します。
詳細については、アクセサリーに付属の取扱説明書をご覧く
ださい。
4.2.9
しころ (オプション)を取り付ける
1. ヘルメットの後部にある 2 つのスナップファスナーを確
認します (図 28 の項番 1) 。
2. スナップファスナーにあるゴム製の保護キャップを取り
外します (図 29 を参照) 。
3. ネックガードのスナップファスナーを、ヘルメットのス
ナップファスナーに留めます (図 30 を参照) 。
4. ネックガードの接着テープヘルメットのリテーナーに取
り付けます (図 31 を参照) 。
しころの取り外しは、逆の手順で行います。
しころには 2 種類の保護機能があります:
首と肩の保護:
ネックガードを首の後ろと肩に位置決めし、サイドピ
ースを折り返します (図 34 を参照) 。
首と肩、のどの保護:
ネックガードを首の後ろと肩に位置決めし、サイドピ
ースを喉に巻き付けます (図 35 を参照) 。
詳細については、アクセサリーに付属の取扱説明書をご覧く
ださい。
130
4.3
使用時
4.3.1
ベンチレーションシステムを使用する
換気システムは、雨水や消火用水が入らないように閉じるこ
とができます。火花防止メッシュを使用する場合でも、消火
活動時や強風時にはベンチレーションシステムを完全に閉じ
ることをおすすめします。Dräger では、水難救助にヘルメッ
トを使用する場合には換気システムを開くようお勧め
します。
1. 片手でヘルメット上部のスライドレバーを操作します
(図 36 を参照) 。
位置 1 = 閉
位置 2 = 開
5
メンテナンス
5.1
メインテナンス間隔
保護帽は、使用前および使用後に毎回点検してください。
その際特に、すべての固定部位を点検してください (ひもお
よび留め具類、ハンモック、衝撃吸収ハーネス、ヘッドバン
ドからなる保持システム) 。摩耗または破損した部品は直ち
に交換してください。純正交換部品のみが本保護帽に装備す
る目的で設計されているため、 必ず Dräger の交換部品を使用
してください。
帽体およびハンモック、衝撃吸収ハーネスに変色や亀裂
等が見られないか点検します。
保護帽および穴に亀裂や破損等が見られないか点検
します。
ヘッドバンド、ヘッドバンド用留め具 (前、後ろ) 、あご
ひも類の状態に異常がないか点検します。
安全ゴーグルにキズや損傷がないことを確認します。
5.2
クリーニング
5.2.1
保護帽のクリーニング
保護帽の使用後は、常時、バッグ内または施錠された場所
(ロッカー等)に収納し、直射日光と湿気を避けて保管して
ください。
保護帽のクリーニング方法:
保護帽は決して直射日光下でクリーニングしないでく
ださい。
保護帽を分解します (5.3.1 章 (131 ページ) を参照) 。
内側および外側の各部品を、中性石鹸とぬるま湯で洗
います。
その後、室温で乾燥させます。
乾燥機にはかけないでください。
再び組み立てる前に、すべての部品が完全に乾いている
ことを確認してください。
す べ て の 部 品 が 乾 燥 し た ら、保 護 帽 を 組 み 立 て ま す
(5.3.2 章 (131 ページ) を参照) 。
注意
!
クリーニングには、研磨剤または強アルカリ性洗剤、
溶剤、 ガソリンやアルコール等の有機液体を決して使
用しないでください。
これらを使用すると、 耐破損性が低下して保護性能が
損なわれます。
Dräger HPS 3500