本製品を操作する前の作業
•
作業エリアを調査し、現場の状況を十分理解してく
ださい。土地の傾斜を調べ、石、枝、溝などの障害
物がないか確認してください。
•
製品のオーバーホールを実施してください。
•
本書に記載されている安全注意事項、メンテナンス
およびサービスを実施してください。
•
ブレードを使用する場合は、ロックナットが正しく
締め付けられていることを確認してください。
•
カバーとカッティングアタッチメントガードのいず
れにも損傷がなく、すべて正しく取り付けられてい
ることを確認してください。破損した部品は交換し
てください。
作業位置
•
本製品は両手で持ってください。
•
本製品は身体の右側に保持してください。
•
カッティングアタッチメントは腰から下の位置のま
まにしてください。
•
本製品は常に地面の近くに保持してください。
•
熱くなっている表面から身体を離すようにしてくだ
さい。
•
身体をカッティングブレードから離すようにしてく
ださい。
負荷を肩に均等にかける方法
1. サイドストラップの張りを調整して、両肩に均等に
重量をかけます。
2. ハーネスを、快適に作業できる位置になるように調
整します。ハーネスと製品を調整すると操作が容易
になります。
本製品の始動方法
1. 緑色の LED ランプが点灯するまで、START ボタン
を長押しします。 (図 45)
2. パワートリガーを使用して、速度を制御します。
モードボタンによる最高速度の制限
本製品にはモードボタンが付いています。モードボタン
を使用して、最高速度を制限できます。モードボタンに
は 3 段階の速度レベルがあります。レベルを低くする
と、製品の動作時間が長くなります。最高速度/最大出
力を必要としない場合は、レベル 1 とレベル 2 を使用し
ます。作業条件によりフルスピードまたはフルパワーが
必要な場合は、レベル 3 を使用します。作業に必要なレ
ベルより高いレベルを使用しないでください。
1. モードボタンを押して、制限速度を最高速度に設定
します。白色の LED が点灯して、機能がオンである
ことを示します。 (図 46)
2. モードボタンをもう一度押して、次の速度レベルを
選択します。
自動シャットダウン機能
本製品には、未使用時にオフになるシャットダウン機能
が搭載されています。
1859 - 006 - 21.05.2024
グラスブレードによる草刈りの場合
1. 木の幹にはグラスブレードやグラスカッターを使用
しないでください。
2. グラスブレードは、あらゆるタイプの背の高い草や
硬い草に使用できます。
3. 横向きの振子の動きで草を刈ります。右から左の動
きが刈りストローク、左から右の動きが戻しストロ
ークです。ブレードの左手側(8 時と 12 時の間)で
刈ります。
4. 草を刈る時にブレードを左に傾けると、草が一列に
集まり、回収(掻き出し)が容易になります。
5. リズミカルに作業してください。足を開いて、しっ
かりと立ちます。戻りストロークのあと前へ移動
し、再びしっかり立ちます。
6. サポートカップを軽く地面に置きます。これは、ブ
レードが地面に当たらないように保護するためで
す。
7. 常に最高速度で作業し、戻りストローク時に、すで
に刈った草に触らないようにすることで、ブレード
に物体が巻きつくリスクを減らすことができます。
8. モーターを止め、ハーネスを外し、本機を地面に置
いてから、刈り取ったものを収集してください。
トリマーヘッドを使用した芝生のトリ
ミング
トリミングする場合
1. 地表すれすれのところで角度をつけてトリマーヘッ
ドを保持します。 (図 47) 刈払機を草の中に押し込
まないでください。
2. 障害物の近くにある草を刈るときは、80 % の回転数
にしてください。 (図 48)
草を刈る場合
1. 刈る際には刈払機を地面と平行に保持してくださ
い。 (図 49)
2. トリマーヘッドを地面に押し当てないでください。
地面と本製品が損傷する可能性があります。
3. トリマーヘッドが地面に接し続けることがないよう
にしてください。トリマーヘッドが損傷する可能性
があります。
4. 本製品を左右に振って草を刈る際は、最高速度にし
てください。 (図 50) 刈払機を地面と平行に保持し
てください。
草を吹き飛ばす場合
刈払機の回転するコードによる気流で、刈った草をエリ
ア外に吹き飛ばすことができます。
1. トリマーヘッドとナイロンコードを、地表すれすれ
のところで、地面と平行に保持します。
2. 最高速度で使用します。
3. トリマーヘッドを左右に動かし、草を吹き飛ばしま
す。
269