14. メンテナンス
14. 1.
• 保守作業を行う際には、手袋を着用し、交差汚染を避けるために注意深く指示に従ってくだ
• 清掃、消毒、滅菌については、各国のガイドライン、基準、要件を参照してください。
• 装置とそのコンポーネントは、はじめての使用時には消毒または滅菌されていません。最初
• 適用される洗浄および消毒方法は、各コンポーネントによって異なります。毎日の保守作業
14. 2.
• 以下の手順は、最初の治療の前、およびその後の各治療の後に、ステップ1から 6 まで行っ
操作
1 洗浄
2 消毒
潤滑(Fig.
3
14)
4 梱包
5 滅菌
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はじめに
さい。
の治療の前に必要な手順に従ってください。
を行うときは、以下の正しい手順に従ってください。
手順
てください。
対象の部品
全て
ハンドピース(1.B)
ハンドピース基部(1.C)
データ転送ケーブル
(1.D)
メインアダプター
(1E)
コントラアングル(1.A) スプレーノズルをオイル缶(軽
コントラアングル(1.A)
シリコンスリーブ
(1.G)
処理
水で付着物や異物を除去し(電
子部品を除く)、すべての部品
を拭き取ってください。
エタノール(エタノール70
〜80%vol)を含浸させたガー
ゼでコンポーネントを拭きま
す。次のステップの前に、コン
ポーネントが乾燥していること
を確認してください。
くねじ込む)とコントラアング
ル(14.A)に取り付け、コントラ
アングル (14.B)のヘッドからす
べてのブラックオイルが流出す
るまで、オイル缶ボタンを3秒
以上押してください。
滅菌パウチを使ってコンポーネ
ントをパックします。
蒸気滅菌は135℃で少なくとも
4分間、または121℃で少なく
とも35分間行います。
滅菌後の最低乾燥時間:10分。
警告
ファイルを取り出して、ファイ
ルを洗浄する前に、コントラア
ングルを外してください。
コントラアングルに超音波洗浄
装置を使用しないでください。
洗浄機・消毒器を使用する場合
は、EN ISO 15883に準拠した
承認済みの装置のみを使用し、
その製造元の使用説明書を参照
してください。
オートクレーブ滅菌前に、コン
トラアングルを潤滑する必要が
あります。
認定されたスプレーを使用し、
使用説明書を参照してくださ
い。
モーター・ハンドピースを潤滑
しないでください。
最高141℃の温度に耐え、EN
ISO 11607に準拠したパウチを
使用してください。
EN 13060またはEN 285に従
って承認されたオートクレー
ブ滅菌装置のみを使用してく
ださい。
滅菌手順は、ISO 17665に準拠
している必要があります。
手で触れる前に冷却するのを待
ってください。