適正光量の決め方
6 ページ 《表 A》で距離確認 ① が可能な組み合わせの場合
ピントを合わせ、レンズの距離目盛の示す撮影距離とフラッシュの液晶パネル上に表示されている適正撮
影距離がおおむね一致するように、フラッシュの発光量もしくはカメラ側の絞り値を変えます。
上記以外の組み合わせの場合
ピントを合わせ、レンズの距離目盛の示す撮影距離を読み取ります。フラッシュの発光量もしくはフラッ
シュの絞り値を変えます。フラッシュの絞り値の変え方は次の通りです。
① SEL ボタンを数回押して絞り値表示を点滅させます。
② +或いは-ボタンを押して絞り値を設定します。
③ SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
被写体との距離とフラッシュの液晶パネル上に表示されている適正撮影距離がおおむね一致する発光量と
絞り値の組み合わせを決定し、カメラが側にもその絞り値をセットします。
バウンス撮影
室内でフラッシュ撮影すると壁などの背景に強い影が出ることがあります。フラッシュの発光部を上
へ向けて発光し、天井などに反射させることにより、影の少ない柔らかな写真が撮影できます。
バウンスはロックボタンを解除し回転させることで、
上:0°60°75°90° 下:0° 7°
右:0°60°75°90° 左:0°60°75°90°120°150°180°
に切り換えが出来ます。 バウンス撮影時には液晶パネルに
示されます。
バウンスさせる反射面の色が写真全体にあらわれますので、 なるべ
く白い面を選んでください。また、バウンスさせる反射面の状況や
撮影距離などの撮影条件によって調光できる範囲が変化しますの
で、 撮影後に液晶パネルの表示で撮影できたかどうか確認してくだ
さい。
近接撮影
発光部を下に 7°傾けることで、 近接撮影において画面下部に十分に光ををまわすことができます。 こ
の機能は、被写体までの距離が約 0.5~2m 以内で有効です。
下方に 7°バウンスさせている時は
キャッチライトパネル
バウンス撮影時に、 人物の目にキャッチライ
トを入れることができる、 キャッチライトパ
ネルを内蔵しています。ワイドパネル+キャ
ッチライトパネルを止まるまで引き出しま
す (強く引っ張らないでください)。ワイド
パネルは元の位置に収納してください。
◆ バウンス角度を上方 90°にし、被写体から近い距離での撮影が効果的です。
ワイヤレス撮影
フラッシュをカメラから取り外して置く位置を工夫すると、陰影をつけた立体感のある写真や自然な
陰影をつけた写真にすることができます。このような撮影をしたいときには、カメラとフラッシュを
コードで接続しなければならないことが多いのですが、EF-610 DG SUPER NA-iTTL では、カメラと
フラッシュの信号の伝達をフラッシュの光を利用して行うため、コードがなくても撮影することがで
きます。ワイヤレス撮影を行うには 2 台以上の EF-610 DG SUPER NA-iTTL が必要です。
表示が点滅します。
が表
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