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Focal CHORA 826-D Manuel D'utilisation page 54

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CHORA
826-D
取扱説明書
54
接続(図E)
Choraコネクタは、多芯ケーブル(最大直径4mm)、Yラグ端子、またはバナナプラグを使用可能で、信頼
性の高い接触力と汎用性を保証します。スピーカーの極性を必ず守ってください。「+」はアンプのプラス
に、「-」はアンプのマイナスに接続してください。この条件を守らない場合、ステレオ画像と低音域の再生
力が大幅に低下します。適した長さと品質のケーブルをお選び ください。不明点は、販売店にお問い合わせ
ください。
Dolby Atmos®接続(図E)
スピーカー背面のコネクタを必ず確認してください。上部のコネクタは、スピーカー上部に対応し、Dolby
Atmos®の効果を再現します。下部のコネクタは、スピーカーの前面に対応します(図E)。
設置場所(図F.G.H.I)
このスピーカーは、あらゆる種類の音楽やホームシアターのサウンドを最大限忠実に再現するように設計さ
れています。但し、パフォーマンスを最適化し、良好なバランスと忠実なサウンドイメージを保証するため
に、下記の簡単なルールに沿ってご使用されることをお勧めします。
スピーカーをリスニングエリアとは対称的に配置してください。理想的には、リスニングエリアから正三角
形ができるようにしてください。設置場所の環境でそうすることが難しい場合は、できる範囲内で正三角形
になるように長さを調整してください(図F)。
スピーカーは、同じ高さに水平面に配置してください。理想的には、ツイーターが通常のリスニングポイン
トにてリスナーの耳と同じ高さにくるようにします(図G)。 スピーカーを部屋の角や壁際に近づけすぎない
ようにしてください。このように配置してしまうと、その部屋内で共鳴して、低音レベルを人為的に増加さ
せてしまう可能性があります。
一方、低音レベルが不十分な場合、スピーカーを壁に近づけてバランスを
取ることができます(図H)。
ホームシアターを実現する場合、図Iを参照してください。(図I)
注意点
Dolby Atmos®を設置する際、天井からDolby Atmos®の音の反射を妨げる可能性のある障害物(棚、ランプ
など)をChora 826-Dスピーカーの上部から1mの高さまでに置かないようにしてください。
最適化(図J)
より優れた音をお楽しみいただくには以下の方法をお試しください。
Aをウーファーの中心から最も近い床または壁までの距離、Bを中間距離、Cを最大距離(A < B < C)とする
と、B2 = ACが最適な位置配置となります。
•例:
ウーファーの中心が後壁から50cm(A)、床から60cm(B)の場合、理想的な側壁との間隔は72cmです。[C = B2
⁄ A = 72cm].
使用方法
スピーカー動作は、部屋の音響、スピーカーの適切な配置場所、およびリスナーの位置により変わります。
何度も改善していくことで、お客様が求める効果を得ることが可能です。
音場、定位が不正確な場合:一つのスピーカーをもう一方のスピーカーに近づけるか、リスニングポイントの
方にスピーカーを向けてく ださい。
サウンドが硬くて強すぎる場合: 反響音である可能性があります。 反響を吸収または拡散させるための吸音
材(カーペット、ソファ、壁掛け、カーテンなど)と反射材(家具)の使用を検討してください。
サウンドが抑揚なく詰まる感じがする場合:
室内に吸音材が多すぎると、音が詰まり、抑揚がなくなりま
す。部屋の吸音材と反射材の最適なバランスを見つけてください。
一般的には、サウンドが正しく広がるためにスピーカーの後ろに壁があることが好ましいです。一方、リス
ニングエリアの後壁は、理想的には、反射がステレオイメージを悪化させないように吸音材を使用すること
をお勧めします。

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