d. 溶液を完全に混合するためにメスフラスコを振ります。
5. 未使用の溶液はきれいなプラスチックボトルで保管します。ボトルを超純水ですすいでから、少
量の校正標準液ですすぎます。溶液と調製日を識別するラベルをボトルに貼ります。
5.3 校正データの表示
前回の校正結果を確認するには、[cal] を押して、CALIBRATION DATA (校正データ) を選択します。
最近 10 回の校正結果を確認するには、[menu] を押して、VIEW DATA (データの表示) > LOG DATA
(ログデータ) > VIEW CALIBRATION LOG (校正ログの表示) を選択します。
5.4 校正検証の実施
分析装置が正しく校正された状態かを確認するために、校正検証を行います。
1. [menu] を押して、GRAB SAMPLE/VERIFICATION (グラブサンプル/検証) を選択します。
2. VERIFICATION (検証) を選択して、[enter] を押します。
3. ディスプレイの指示に従います。
4. プロンプトが表示されたら、オーバーフロー容器に校正標準液を 200 mL 追加します。推奨の標
準液は 100 ppb です。
注 : 100 ppb 未満の標準液は使用しないでください。すぐに汚染され、濃度が変化する可能性があるためです。
重要: 校正標準液の温度は、分析装置の校正に使用した校正標準と ± 5 °C より差があってはいけ
ません。
5. 校正検証が完了したときに、 「FAIL (失敗)」と表示された場合は、すぐに校正を行ってください。
「PASS (合格)」と表示された場合は、何もする必要はありません。
5.5 温度校正の実施
必要に応じて、温度読み取り値が正確であることを確認してください。
1. 測定セルの中央チャンバーからナトリウム電極を取り外します。
2. ナトリウム電極を脱イオン水に入れて湿らせます。
3. 測定セルの中央チャンバーに校正済みの温度センサ取り付けます。
4. 温度読み取り値を記録します。
5. [cal] を押して、TEMPERATURE CAL (温度校正) を選択します。
試料の温度がディスプレイに表示されます。
6. [enter] を押します。
7. 記録された温度とディスプレイ上の温度が同じでない場合は、温度オフセットを入力します。
例えば、記録された温度が 23℃ で、ディスプレイ上の温度が 25℃ の場合は、-2℃ を入力しま
す。
8. 測定セルの中央チャンバーにナトリウム電極を取り付けます。
5.6 流量校正の実施
必要に応じて、流量読み取り値が正確であることを確認してください。
1. [menu] を押して、STOP ANALYZER (分析装置の停止) を選択します。
注 : START ANALYZER ( 分析装置の開始 ) が表示されている場合は、 分析装置がすでにスタンバイモードになっ
ています。
2. [cal] を押して、FLOW RATE CAL (流量校正) を選択します。
3. 校正が完了するのを待ちます (約 5 分間)。
4. [enter] を押して、測定画面に移動します。
5. [menu] を押して、START ANALYZER (分析装置の開始) を選択します。
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