BX 3-ME
▶ 電気ケーブルのファスニングの際には、 ファスニングするケーブルに通電のないことを確認してく
ださい。 ファスニング工具は必ず絶縁されたグリップ面を掴んでください。 必ず電気ケーブルの敷
設に適したネイルを使用してください。 ネイルが電気ケーブルの絶縁を損傷していないか確認して
ください。 ネイルが電気ケーブルの絶縁を損傷すると、 感電および火災の原因となることがありま
す。
BX 3-IF
▶ 本ファスニング工具を電気ケーブルのファスニングに使用しないでください。 本ファスニング工具
は電気ケーブルの敷設には適しておらず、 電気ケーブルの絶縁を損傷して感電および火災の原因と
なることがあります。
2.1.3 その他の安全上の注意
ファスニング工具を使用しての安全で慎重な作業
▶ 本体を改造/変更しないでください。
▶ 本体にマーキングを施す際にハウジングを損傷しないでください。
▶ 作業中断、 清掃、 修理、 点検作業、 および保管や搬送の際には、 必ずバッテリーとファスナーを取り
外してください。
▶ 本体を使用しない時には、 確実に保管してください。 未使用時には、 本体を乾いた高い場所に施錠
し、 子供が触れない状態で保管してください。
▶ 本体を使用する際、 腕は軽く曲げた状態にしてください (決して腕をピンと伸ばして突っ張らないこ
と) 。
▶ 必ず本体を母材に垂直に押し付けてから安全トリガーを操作し、 端空き距離と打鋲間隔 (ネイルの技術
仕様データを参照) を遵守してください。
▶ 打鋲の際には、 常に本体を確実に、 かつ母材に対して直角に保持してください。 それによりファス
ナーが母材からそれて打鋲されるのを防止できます。
▶ すでに打鋲されているネイルまたはファスナーのファスニング状態を改善するための再打鋲は決して
行わないでください。 ファスナーが破断してひっかかる原因となります。
▶ Hilti から特に指定されている場合を除き、すでに穴が開いている箇所への打鋲は行わないでください。
▶ 常にファスニングガイドラインを守ってください。
▶ 本体をツールノーズの部分で掴んだり、 保持したりしないでください。
▶ マガジンをグリップとして使用しないでください。
▶ 本体を打撃用工具として使用しないでください。
▶ 決して本体を落下させないでください。
▶ 誤作動によりネイルが打鋲されて負傷の原因となることがあります。 本体の先端部を手や身体の他の部
分、 あるいは他の人に押し付けないでください。 不具合の際には、 バッテリーを取り外し、 本体を母
材に押し付けて安全トリガーを作動させてください。
▶ 両手作業などの際には、 通気溝を覆ってしまうことにより本体が過熱するのを防止してください。
▶ 本体が過度に熱くなった場合には、 冷ましてください。 最大打鋲数を超えないようにしてください。
▶ 安全機構が損傷している場合や取り外されている場合は、 本体を使用してはなりません。
バッテリー式装置の慎重な使用
▶ LiIon バッテリーの搬送、 保管、 作動については特別規定を守ってください。
▶ バッテリーは高温と火気を避けて保管してください。 爆発の恐れがあります。
▶ バッテリーを分解したり、 挟んだり、 80 °C(176°F) 以上に加熱したり、 燃やしたりしないでくださ
い。 これを守らないと、 火事、 爆発、 火傷の危険があります。
▶ 必ず本体用に許可されたバッテリーのみを使用してください。 その他のバッテリーを使用したり、 他
の目的でバッテリーを使用すると、 火災や爆発の危険があります。
▶ バッテリーを他の電気器具の電源用に使用しないでください。
▶ バッテリーの装着あるいは取外しの際には、 無理な力を加えないようにしてください。
▶ 損傷したバッテリー (例えば亀裂や破損箇所があったり、 電気接点が曲がっていたり、 押し戻されて
いたり、 引き抜かれているバッテリー) は、 充電することも、 そのまま使用を続けることもできませ
ん。
▶ バッテリーの端子を短絡させないでください。 バッテリーを本体に装着する前に、 バッテリーおよ
び本体の電気接点に異物の挟まっていないことを確認してください。 バッテリーの電気接点が短絡する
と、 火災や爆発、 腐食の恐れがあります。
▶ 雨中あるいは湿気の多い環境では本体を使用しないでください。
▶ 湿気が入らないようにしてください。 湿気が浸入すると短絡を引き起こしたり、 火傷や火災が発生す
る可能性があります。
Printed: 17.05.2018 | Doc-Nr: PUB / 5269955 / 000 / 02
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