4. マルチメータの電源オン
電源(オン/オフ)スイッチを押します。
フロント・パネル・ディスプレイが点灯し、マルチメータ
はパワー・オン・セルフテストを実行します。セルフテス
トが終了すると、マルチメータはデフォルトでDC電圧測
定モードになります*。代表的な表示を下に示します。
測定値が1次ディスプレイ(左下)に、測定レンジが2次
ディスプレイ(右上)に表示されます。
* 電源をオンにしたときに 、前回電源をオフにしたとき
の状態に戻るように、マルチメータを設定できます。詳
細については、『
Agilent 34405A
ス・ガイド』を参照してください。
6. レンジの設定
ほとんどの測定機能では、オートレンジを使ってマルチ
メータにレンジを自動的に選択させることも 、手動レン
ジを使って固定レンジを選択することもできます。手動
レンジ の使用中には、ManRngインジケータが表示され
ます。
上のレンジを選択し、オートレンジをオフに
します。
Range
下のレンジを選択し、オートレンジをオフに
します。
手動レンジ をオフにしてオートレンジに戻るには、次の
キーを押します。
Shift
34405A クイック・スタート・ガイド
mV DC
Range
mV DC
ユーザーズ/サービ
5. 機能の選択
次のいずれかのキーを押して、測定機能を
選択します。
DCV
ACV
DCI
ACI
導通およびダイオード・テスト機能はシ フト機能です
(青で表示)。例えば、導通測定を選択するには、次の
ようにキーを押します。
Shift
DCV
[DCV]
を押すと、DC電圧機能に戻ります。
7. 分解能の設定
ほとんどの測定機能では、4 ½ 桁または5 ½ 桁の分解
能を選択できます 。5 ½ 桁の測定値は、確度と雑音除
去に優れています。4 ½ 桁の測定値は測定が速いとい
う特長があります。
4
Digits
Shift
½
4
Digits 5
Shift
Temp
½
5
注記: 導通およびダイオード・テスト機能の表示は4
桁 に固定されています。キャパシタンスおよび温度の
½
表示は3
桁に固定されています。
Cont
)
)
)
Freq
Freq
Temp
Cont
)
)
)
桁モードを選択します。
桁モードを選択します。
½
5