(JP)
II.
Product Overview
導入
REVOは初の双方向対応のロッキングアシスト機能付きビレイデ
バイスです。 この機能はどちらの方向からロープに負荷がかかっ
ても機能するため、 ビレイによる事故の一般的な原因の一つを減
らすことができます。 どんな状況でも、 コントロール不能な落下の
際には内蔵されたリールが作動してロープを制御し、 落下を防ぎ
ます。 革新的なパニック ・ プルーフ ・ リ リースシステムによって、 クラ
イマーを下ろす際にロッキングシステムを解除するためのハンド
ルが無く なりました。 REVOは、 従来のビレイデバイスを使うように
直感的で、 初心者にも上級者にも向いています。 このような機能
の巧妙な組み合わせが本製品を市場にある最も安全なビレイシ
ステムにしています。
技術的説明
REVOのホイールは、 ロープに緩みが生まれないよう、 また適切な
速度でクライマーを下ろすために秒速約4メートル以上のスピー
ドになるとロック します。 過度な緩みのない適切なビレイをする
ことによってREVOホイールは一回転以内 (10センチ以内) でロッ
ク します、 つまりロープの伸びを入れなければ、 1, 1メートル以上
落下しないということです。 ホイールが秒速4メートルに達すると、
バネが内蔵されたシューと 「顎」 と呼ばれる突起が噛み合い、 「 顎」
が回転することによりホイールをロック します。 ホイールは回転し
ないように固定され、 ホイール上の 「肋骨」 の摩擦によってロープ
は適切な位置に保たれます。 また、 ブレーキハンドでロープをコン
トロールしながら、 「 顎」 を下げることでホイールはリ リースされま
す。 ビレイヤーが正しく ロープをコントロールできていれば、 REVO
がロック しないことを認識しておいてく ださい。
機能
REVOは全てのレベルのビレイに適しています。 初心者には、 いつ
もデッ ドロープを手に持っているという最高のビレイテクニック
を教えてく れるでし ょ う。 そしてそれは後に、 ロック機能の追加セ
キュリティ と共に、 伝統的なビレイプレートにも適応されてきま
す。 REVOはスラックのギブアンドテイクをとてもシンプルにし、 上
級者にと っては従来のビレイメソッ ドを犯すことなく 、 次なるレベ
ルのセーフティーとなるでし ょ う。
ト ッ プロープクライミング
REVOはインドア及びアウ ト ドアにおける トップローピングに適
しています。 クライミング中 (特に地上数メートル) は、 ロープの
伸びによる影響を無く すため、 また、 コントロールを失った際に
REVOが直ちにロックするために、 ロープが緩まないよう注意を
払ってく ださい。
リード ・ クライミング
本製品はリードクライミングにも使用できます。 リーダーをプロ
テクシ ョン側に設置するかシツ (SITU) ギアやボルトをノーマルビ
レイプレートのように機能させることにより、 ダイナミックビレイ ・
テクニックを可能にさせます。 ただし、 秒速4メートルを超えた場
合、 REVOはロック します。
マルチピッチ ・ クライミング
本製品は上級者のマルチピッチ ・ クライミングにも使用できます。
ただし、 機能については根本的なものだけとなります。 事故の際、
ロープにかかるウエイ トがスラックを起こさないように二人目を
上から引き上げる際は常にビレイハンドによってロープをコント
ロールしてく ださい。
懸垂下降
REVOはシングルロープの懸垂下降にも使用できます。 ただし、 ( 秒
速4メートルを超えたことにより) 下降中にロック機構が作動した
際は、 REVOよりも下にあるロープの重さでロックが解除されてし
まう可能性があるので注意が必要です。 常にブレーキハンドによ
って下降スピードをコントロールする必要があります。
製品の使用方法
III.
本製品のガイドラインと して、 セクシ ョン1のダイアグラム及び下記
テキストを参照く ださい。 ただし、 これだけを参考にしないように。
これらのインストラクシ ョンは練達された方や熟練者には包括的
な説明書と して代用できません。
1. 構成
a. チューバー, b. ホイール, c. レバー, d. サイドプレート
2.1. ホームポジシ ョ ン
チューバーがアンロック (ダウン) ポジシ ョンとなっていることを
確認く ださい。
2.2. 開く
レバーを上にねじり、 REVOを開けてく ださい
2.3. ロープの挿入
REVOにロープを差し込んでく ださい
2.4. 閉じる
ロープの両先端がREVOの上から出ていることを確認してデバイ
スを閉じてく ださい。
3. 正しいセッ トアッ プ
• -ロープの末端処理をしている
• -カラビナがビレイループを通り、 ゲートがロックされている
• -カラビナがREVOを通り、 正しい方向を向いている
• -カラビナがひっく り返ったり、 横方向に向いていない
4. クライミング前のテス ト
• REVOより下のロープはつかまず、 REVOより上のロープを上に強
く 引っ張ってく ださい。
• REVOがロープをロック、 ブロックするのを確認します。