管すると、 バッテリーパックの寿命に影響が出て、
セルの自己放電率が上昇します。
- バッテリーパックが完全に充電できなくなった場合
は、 劣化や過負荷で容量が低下しています。 この
バッテリーパックで作業を続けることはまだ可能です
が、 適当な時期にバッテリーパックを新品と交換して
ください。
8.4 保守
警告事項
本体の電気系統部分の修理は訓練された修理スペシャリ
ストのみができます。
9 故障かな? と思った時
症状
本体が始動しない。
オン/オフスイッチが押せな
い、 あるいは動かない。
回転数が突然落ちる。
バッテリーパックの消耗が通
常よりも早い。
ソーブレードがブロックされた
後に本体が自動的に作動しな
い。
バッテリーパックが 「カチッカ
チッ」 と音がするまでロックさ
れない。
本体あるいはバッテリーパック
が熱くなる。
集じんしない/集じん能力の低
下。
ja
384
本体の全ての表面パーツに損傷がないか、 また全ての装
置が支障なく作動するか確認してください。 パーツが損
傷していたり、 装置が正しく作動しない場合は、 本体
を使用しないでください。 修理が必要な場合は、 弊社
営業担当またはヒルティ代理店 ・ 販売店にご連絡くださ
い。
8.5 手入れと保守を行った後の点検
手入れ、 保守の作業を済ませた後は、 全ての安全機構
が装着され、 正常に作動していることを確認しなければ
なりません。
考えられる原因
バッテリーパックが正しくロックさ
れていないか、 あるいはバッテリー
パックの放電。
電気的故障。
バッテリーパックが空/高温。
故障でない (安全機能) 。
バッテリーパックが放電している、
または供給力が強すぎる。
バッテリーパックの状態が好ましくな
い。
過負荷保護機構 (スピードレギュレー
ター) が作動している。
バッテリーパックのロックノッチが
汚れている。
電気的故障。
本体に負荷がかかり過ぎている (適
用基準を超えている) 。
集じんチャンネルが詰まっている。
処置
バッテリーパックをカチッカチッと
ロック音がするまで挿入するか、 ある
いはバッテリーパックを充電する。
本体からバッテリーパックを取り外
し、 ヒルティサービスセンターに連
絡する。
過放電保護/電子回路がオフに切り
換わる。 バッテリーパックを充電器
に挿入する、 または冷やす。
スイッチオンロックを押す。
バッテリーパックを交換し、 空のバッ
テリーパックを充電する。 供給力を
小さくする。
ヒルティサービスセンターで診断す
るか、 またはバッテリーパックを交
換する。
スイッチオンロックと ON/OFF ス
イッチを新たに押す。
ロックノッチを清掃して、 バッテリー
パックをロックする。 問題が再発す
る場合は、 ヒルティサービスセンター
に連絡する。
本体の電源を直ぐに切ってバッテリー
パックを取り外し、 ヒルティサービ
スセンターに連絡する。
用途に合った工具を選択する。
集じんチャンネルを清掃する。