MAGNATをご購入されたお客様へ
このたびはMAGNAT製品をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。当社の製品がお客様
のご要望に応え、ご満足いただけましたら幸いです。お客様がお選びになった当社製品は、その優れた品質
において、世界中で認められております。
なお、お買い求めいただいたスピーカーをご使用いただく前に、下記の注意事項を必ず最後までお読みくだ
さい。
ドルビーATMOS ® について
ドルビーATMOS® は、映画館やホームシアター向けの新しいサウンド規格です。Atmosは、初めて音響空
間の高域チャンネルの形で第 3 の次元をもたらします。この高域チャンネルは、MAGNAT ATM 202 などの
別の追加スピーカーによって 、またはフロントおよびリアスピーカーに統合された追加スピーカー経由で
放射されます。均一で人間の聴覚では捕えられない高い音場の分布で、追加のスピーカーは部屋の天井の方
向に音を放射します。この音の反射がリスナーに達するので、3次元音場の印象を受けるのです。
その代わりに高域チャンネルの放射には、壁面または天井取り付けスピーカーの使用が可能です。しかしこ
れには、取り付けおよび配線のために相当よけいに費用がかさむことになります。したがってAtmos認定の
追加スピーカーは、既存のマルチチャンネルスピーカーをAtmos チャネルの周りに展開する、シンプルで
実用的なオプションなのです。
真のドルビーAtmos体験のためには、ソース材料 (ブルーレイなど) と同様にエレクトロニクス (AV 受信機
など) でもドルビーAtmosサウンド規格をマスターする必要があることに注意して下さい。
設置
まず、既存のフロントスピーカーの上部がMAGNAT ATM 202の配置場所のサイズに適しているかを確認し
てください。およそ190 x 280 mm の平面が必要になります。安定した設置のためには、追加スピーカー
の4本の足はフロントスピーカーに接している必要があります。ここでフロントスピーカーの上にMAGNAT
ATM 202 を配置し、部屋の音響バッフルを傾斜させます (図 2)。
これが可能まではなく、または望ましくない場合は、たとえば棚のフロントスピーカーの上部のできるだけ
近くにATM 202 を配置します。その場合、主軸に内蔵の同軸スピーカーには、天井に吸音または反射障害
になるものがないか目視で確認することを忘れないでください。そうすることで望ましい音響の反射が、部
屋の天井によって望む通りに機能します。
4つの MAGNAT ATM 202 を設置したい場合には、後ろのペアスピーカーをお使いのリアスピーカーの上
側に配置して下さい。これが不可能な場合 (天井吊りリアスピーカーのためなど)、Atmosスピーカーをフロ
ント ATM 202 と同じ高さに設置します。音響バッフルを部屋内で傾斜させる必要があります。またここで
は、障害に関して設置に関する推奨事項に注意してください。
壁やその他の境界面への横方向の距離は、すべてのスピーカーで10cmは取る必要があります。
その他の用途の壁掛けスピーカー
ATM 202 は、他のオーディオフォーマットのための追加スピーカー、および最新のAVアンプやAVレ
シーバのプレゼンスまたはワイドスピーカーとして好適です。壁への取り付けを簡単にする固定具は
ハウジングの背面に装備されています。それぞれのデバイスの取扱説明書やメーカーの
推奨からこれらの操作モードでの最適な位置を読み取ってください。追加のスピーカーの音響バッフ
ルが常に部屋にまたはリスナーに向かって傾。 図3は、可能性のある配置を示している。
大切なご注意:
ユーザーは、壁面ブラケット/スピーカー固定装置の使用に自己責任でしなければなりません。しか
も、スピーカーブラケットに対する安全強化、設備重量に配慮を加える上で取付け用材の適当な選択
(例えボルト、木栓)、スピーカー仕組み及び壁の特性を含めます。
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