保管と輸送
バッテリーの寿命を長持ちさせ、 安全性を高めるため、 保管および輸送時は、 ELB1200バッテリー
のシャ ッ トダウンを行っ て く ださい。 シャ ッ トダウンモードにより、 自己放電を防止できます。 バッテリー
放電が徐々に行われた場合、 重放電**を引き起こすおそれがあります (これは自然放電*とも呼ば
れます) 。 この現象を回避するため、 完全に充電したバッテリーパックを使用しないまま6か月以上
放置しないでく ださい。 複数のバッテリーをお持ちの場合、 それらすべてを使用するか、 一つ一つを
交互に使用し て く ださい。
* 自然放電モード
バッテリーの保管中には、 徐々に放電が行われます (自然放電) 。 これは、 自然に放電が行われるプ
ロセスです。 これらの放電による損失はBMS ( バッテリーマネージメン ト システム) がオンの場合に
より重要となります。 バッテリーパックをオフにすることで、 バッテリー自然放電を最大100回まで抑
えることができます。 自然放電による損失を防ぐために、 輸送と保管時にはバッテリーをシャ ッ トダ
ウンし て く ださい。
** 重放電モード
バッテリーを長期間にわたり充電しない場合、 ( 数ヶ月状) 自然放電プロセスが徐々に進行すること
で、 重放電モードが発生する場合があります。
旅行中、 輸送中の損傷を回避するために、 フラッシュ装置を輸送する場合には、 必ずご購入時の梱
包箱あるいはケースのみを使用し て く ださい。 結露に関連した問題を防ぐため、 フラッシュ装置を使
用する前に周囲環境に慣らし て く ださい。
輸送する前に、 フラッシュ装置を放電するか、 あるいは装置の温度が下がるまで、 本線ケーブルを取
り外し てから30分後以上お待ちく ださい。 フラッシュ装置を落下させないでく ださい; ス トロボと内
部構成部品が破損するおそれがあります。
現在の運送規則に関し ては、 別紙の旅客空輸機則指示書 (73042、 オレンジの冊子) をご確認く だ
さい。
廃棄と リサイクル
この端末は、 環境に損害を与えない方法でリサイクルまたは処分できる材料を使用し、 最も高い基
準に基づいて製造されました。 通常の使用を行った場合、 端末を回収しリサイクルすることが可能
です。
修理できない部品は、 環境に適した方法で処分されます。
廃棄に関し てご不明点がございましたら、 各地域の営業所あるいは各地域のELINCHROM代理
店にお問い合わせく ださい。
安全ガイド
JP
197