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送信アンテナが外部干渉を受けた場合、干渉を受けていないアンテナに送信機能を切り替えます。
本機は常に最も強い信号を送信します。
シグナルの検証｜捜索モードの保護
検証された 457kHz のシグナルのみを表示し、ゴーストシグナルを表示しません。
干渉源から離す
全ての雪崩ビーコンは電気/磁気発生源に対して非常に敏感です。このため全ての雪崩ビーコンメーカーでは雪崩ビーコン
を電子/磁気/金属干渉源(携帯電話、無線機、鍵、マグネットボタン、スマートウォッチ、電熱グローブ、電動エアバッグ他)
から送信モードで 20cm 以上、捜索モードで 50cm 以上離すことを推奨しています。
4.5.2 PIEPS iPROBE サポート
iPROBE サポート*を搭載する雪崩ビーコンは、電子プローブ PIEPS iPROBE でプロービングされると自動的に発信が停止
します。これによりシグナルの重複を防ぎ、次に強い信号が受信ビーコンのディスプレイに自動的に表示されます。複数埋
没時の捜索を最大限にサポートする機能です。
•
・iPROBE サポートはファームウェア ver.1.1 以下の雪崩ビーコンで自動的にオンになります。
•
・iPROBE サポートは、ファームウェア ver.1.2 以上の雪崩ビーコンでは自動的にオフとなり、PIEPS APP でオンに
できます。
* iPROBE サポート搭載モデル: BLACK DIAMOND RECON LT, BLACK DIAMOND GUIDE/RECON BT, PIEPS PRO
BT/POWDER BT, PIEPS MICRO, PIEPS DSP PRO/SPORT/PRO ICE, PIEPS DSP STANDARD/TOUR ≥ v5.0, PIEPS
FREERIDE.
4.6 SEND(送信)→SEARCH(捜索)
ロックスライダー(1C)をスライドさせてからスイッチ(1B)を時計方向に回し、SEARCH(捜索)モードにして下さい。SEARCH(捜
索)モードではスイッチはロックされません。
4.7 SEARCH(捜索)→SEND(送信)
スイッチ(1B)を反時計方向に回して SEND(送信)モードにして下さい。ロックスライダー(1C)とスイッチが噛み合い、SEND(送
信)モードにロックされていることを確認して下さい。
4.7.1 二次雪崩対策｜自動復帰機能
捜索モードから送信モードに自動的に切り替わる自動復帰機能は、二次雪崩遭遇時の安全性を高める機能です。自動復
帰機能は初期設定ではオフになっており、PIEPS アプリのデバイスマネージャーでオンにできます。自動復帰モードにする
と、捜索者が埋没するなどして一定時間動きが無い場合、自動的に SEARCH(捜索)モードから SEND(送信)モードに切り替
ります。この機能には以下のような特長があります。
・モーションセンサーで捜索者の動きを検知
・動きがない場合、設定時間を過ぎるとすぐに自動復帰します
・警報音とカウントダウン表示による自動復帰前の警告フェーズ
・自動復帰後も警報音は継続されます
4.7.2 自動復帰のプロセス
自動復帰機能をオンにした場合、SEACH モード中に動きのない状態が一定時間続くと、雪崩ビーコンは自動復帰プロセス
を開始します。下表のように、音を伴うカウントダウンが始まります。カウントダウン中にマークボタンが押されると、タイマー
Manual BLACK DIAMOND RECON LT
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