▶ ソーブレードが噛んだ場合あるいは作業を中断する場合は、ソーをオフにしてソーブレードが停止す
るまでソーを静かに作業材料内に保持してください。ソーブレードが動いている間は、ソーを作業材料
から離したり後方へ引いたりしないでください、そうしないと反動が発生する危険があります。ソーブ
レードが噛んでしまったことの原因を確認し、それを取り除いてください。
▶ 作業材料に挿入されているソーを再び作動させる場合は、ソーブレードをカットギャップの中央に配置
し、歯が作業材料に引っかかっていないかチェックします。ソーブレードが噛んでいると、切断を再開
したときにソーブレードが作業材料から飛び出たり、反動が発生する可能性があります。
▶ 噛んだソーブレードによる反動の危険を最小限に抑えるために、大型プレートは支持してください。
大型プレートはそれ自身の重みでたわむことがあります。プレートは、カットギャップ付近と縁部の両
側で支える必要があります。
▶ 切れ味の悪くなったソーブレードや損傷したソーブレードは使用しないでください。ソーブレードの
歯の切れ味が悪い場合やソーブレードが正しく合っていない場合、カットギャップが狭くなりすぎて、
摩擦が大きくなったり、ソーブレードの噛みや反動が起こります。
▶ 切断の前に、切り込み深さ調整および切り込み角度の調整を締め付けてください。切断中に調整が変化
すると、ソーブレードが噛んだり反動が発生する可能性があります。
▶ 既存の壁やその他の見通しのきかない領域で切断を行う場合は特に注意してください。切断時に、押し
込まれたソーブレードが隠れている対象物にブロックされ、跳ね返る可能性があります。
下部保護カバーの機能
▶ ご使用の前には毎回、下部保護カバーが正常に閉じているかどうかを点検してください。下部保護カ
バーがスムーズに動かず、すぐに閉じない場合は、ソーを使用しないでください。下部保護カバーを開
いた位置のまま固定しないでください。ソーをうっかり床に落とした場合、下部保護カバーが変形する
可能性があります。保護カバーを戻りレバーで開いて、カバーが自由に動くこと、すべての切り込み角
度および深さでソーブレードや他の部分と接触しないことを確認してください。
▶ 下部保護カバー用スプリングの機能を点検してください。下部保護カバーとスプリングが正常に作動し
ない場合は、ご使用前にソーの整備を依頼してください。損傷した部品、固着した付着物、切り屑の堆
積は下部保護カバーの作動を鈍らせます。
▶ 「プランジカットおよび斜め切断」のような特別な切断の場合のみ、手で下部保護カバーを開いてくださ
い。下部保護カバーを戻りレバーで開き、ソーブレードが作業材料に入り込んだらすぐにレバーを放し
てください。他のすべての切断作業の場合、下部保護カバーは自動的に作動しなければなりません。
▶ ワークベンチまたは床にソーを置く場合は、必ず下部保護カバーでソーブレードを保護してください。
保護されていないソーブレードが遅延作動すると、ソーが切断方向と反対に動いてその方向にある物体
を切断します。この場合、ソーの遅延作動時間に注意してください。
2.3
その他の安全上の注意
作業者に関する安全
▶ 本製品あるいはアクセサリーには、決して加工や改造を加えないでください。
▶ 本電動工具は必ず付属の安全装置と共に使用してください。
▶ 本電動工具を集じん装置なしで使用する場合、粉じんが発生する作業では必ず防じんマスクを着用して
ください。
▶ 本電動工具は、常に両手でグリップを掴んでしっかりと保持してください。
▶ 耳栓を着用してください。騒音により、聴覚に悪影響が出る恐れがあります。
▶ 休憩を取って緊張をほぐし、指を動かして血行を良くするように心がけてください。
▶ 本電動工具は、体の弱い人が指示を受けずに使用するには向いていません。
▶ 本電動工具は、作業場に運んで作業位置にセットしてからスイッチを入れるようにしてください。
▶ 本電動工具に問題が発生した場合、先端工具またはアクセサリーを交換する場合、および本電動工具を
保管/搬送する際は、バッテリーを取り外してください。
▶ 本電動工具を使用して頭より高い位置で作業しないでください。
▶ ソーブレードを横に押し付けて本電動工具を制動しないでください。
▶ バッテリーを取り付ける前に、ソーがオフになっていること、およびスイッチオンロックが作動してい
ることを確認してください。このようにして、電動工具の意図しない始動による負傷を防止してくださ
い。
▶ 本電動工具の作動中は、テンションフランジやテンションボルトに触れないでください。
▶ 本電動工具は完全に停止してから置くようにしてください。
▶ 先端工具は電動工具が冷めてから交換してください。
▶ ソーブレードが回転しているときに、スピンドルロック用のプッシュボタンを押さないでください。
▶ 電動工具を人に向けないでください。
▶ アクセサリーまたはバッテリーの交換の際、搬送あるいは本電動工具を保管する際には、必ずスイッチ
オンロックを有効にする必要があります。
▶ 必ず母材および作業材料の性質に適したソーブレードを使用してください。
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