1)P.2 「 接続および各部の名称」 を参照してCH1、CH2にター
ンテ−ブルやCDを接続します。 また、接続した機器に合
せチャンネル1 、2 のインプット・セレクトスイッチ (1 、
2) を切り替えてください。
2)再生機器としてヘッドフォンを使用する場合は、前面の
PHONES端子 (F5) にヘッドフォンを接続します。
ここではヘッドフォンでモニターしてみましょう。
3)POWERスイッチ (R9) をいれます。KM-2のシステム起動
は、最長1 0 秒かかります。B P M 表示機の回転表示が終わ
るとシステム起動を完了します。
4)モニター・セレクト・スイッチ (11) がMASTERになって
ることを確認し、MONITORつまみ (10) でヘッドフォンの
音量を設定してください。
5)CH1の音をヘッドフォンでモニターしてみます。
CH1フェーダー (7) を50〜70%に設定します。PEAKのLED
が点灯する場合は、入力が大きすぎます。L E D が点灯しな
くなるようにTRIMつまみ (3) を左に回します。このとき、
X-FADE (29) はCH1側 (左側) に設定してください。
BPMとは?
BPMはBEATS PER MINUTEの略で曲のテンポの速さを1分間
の拍数(4分音符何個分か)で表したものです。
BPM=120の場合、1分間に120拍(ビート)
したがって、1 拍(ビ−ト)が0 . 5 秒の曲のテンポのことです。
BPMの数字が大きいほど早いテンポの曲ということになります。
BPMの検出の仕方
BPMの設定には オ−トBPM検出と TAPによるBPM入力の2つ
の方法があります。
オ−トBPM
1)B P M 測定をおこないたい曲が入力されているチャンネル
(CH1またはCH2) をFX INSERTスイッチ (12) で選びます。
2)ADJUSTキー (18) の△▽を同時に押します。すると、BPM
が自動的に検出され、BPM表示機 (17) に表示されます。
3)△または▽を押すと検出を終了し、BPMを決定します。
☆ オートBPM検出中に、FX INSERTスイッチ (12) を切換え
たり、△ ▽を同時に押すと、オートBPM検出がキャンセ
ルされます。
☆ FX INSERTスイッチ (12) がMASTERの場合は、オート
BPM機能は働きません。
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操作方法
基本的な使いかた
BPM機能について
6)エフェクトをタッチ・パネル (30) で操作します。
KM-2のエフェクト部は、タッチ・パネルのX軸 (横位置) と
Y軸 (縦位置) で音色を変化させることができます。どんな
エフェクトが何番にあり、XとY軸でどんなパラメータが可
変できるかは、P.4 「 エフェクト・プログラム・リスト」 を参
照してください。
ここでは、CH1の信号にエフェクトをかけてみましょう。
1 FX INSERT (12) をCH1に設定します。
2 ここでは、エフェクト・プログラムつまみ (20) を回して、
FILTERグループの1番を呼び出してみましょう。
3 FX ON/OFFスイッチ (25) が点灯してることを確認します。
4 FX DEPTHつまみ (9) を右に回しきりにします。
5 タッチ・パネル (30) を触るとエフェクトがかかります。
6 エフェクト・プログラムつまみ (20) を回すとプログラムが
切り替わります。
☆ ドラムのフレ−ズが複雑な曲などでは、B P M を正しく検
出しない場合があります。このときはT A P によるB P M 検
出をおこなってください。
☆ AUTO BPMの検出範囲は80から160です。
TAPによるBPM入力
TA P キー (1 9 ) を曲ビ−トに合せて、 2 回以上押します。する
と、そのテンポがBPM表示機(17)に表示されます。
☆ TAPによるBPM入力は、FX INSERTスイッチ (12) がMAS-
TERの時にも有効です。
BPMの微調整
BPM検出後は、ADJIST(18)の△ ▽でBMP値の微調整がで
きます。
☆ F X I N S E RT スイッチ (1 2 ) を切り替え時は、前回のその
チャンネルでのBPM検出値が表示されます。
☆ B P M 検出をはじめて行う場合は、B P M = 1 2 0 が初期値と
なっています。
BPMエフェクト
BPM FXグル−プのエフェクトプログラムを選択時には検出し
たBPMに同期してエフェクト効果をかけることができます。
例えば、BPM FX -1のプログラム BPM DELAY2では、タッチパ
ネル(30)横軸3–5の範囲を触ると、DELAYの長さがBPMの1/
2になります。その他のBPMエフェクトについては、P.4「エ
フェクト・プログラム・リスト」参照してください。
☆ TAPキー (19) で、BPM入力した場合にはその都度BPM値
がエフェクトに反映されます。
☆ オートBPM時は、ADJUST (18) △または▽を押した時点
でBPM値がエフェクトに反映されます。
操作方法
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