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安全に関する注意事項
装置を使用する前に 、この操作説明書をしっかりと読んでください。不適切な使用は、 人
命、 人体に危険を及ぼす恐れがあります。不適切な使用により 、Optrel の保証サービスは
一切無効となります。.
使用
作業場の視野が明確に制限なく確保し 、 (モデルにより)調整可能な換気機能を搭載し
たエア フィルターを装備したclearmaxx は、ユニークなフェイスと最高の安全性を有する
呼吸保護システムです。
使用範囲:研磨、金属産業、食品産業、 ショットブラスト、木材加工 、塗装、廃棄物処
理、農業
予防策 & 保護制限
•
製品を使用する前、機器が完全な状態であること 、 および運搬に起因する損傷がな
いことを、必ず確認してください。故障、損傷がある機器は、使用しないでください。
•
ユーザーは、保護装備の適切な使用ができなくてはなりません。
PAPR バージョンのみ:
•
当ヘッドトップのユーザーは、PAPR システムおよびフィルターの取扱説明書にも従
う必要があります 。
PAPR システムに接続されたクリアバイザーのみ使用してください。
•
•
国内の基準要件に準拠した認可ブローワーへ 、ヘルメットのみを接続してください。
•
保護ヘッ ドトップ内のフィルタリングされた超過気圧は、貫通による大気汚染を防ぐ 、
第一の保護ファクターです 。
•
電源がオフになっている PAPR システムは、 ユーザーの呼吸器官を保護しません。 ファ
ンの電源がオフになることにより 、ヘッドトップ内の二酸化炭素の増加、 および酸素
低下という危険な状況に繋がります 。
•
完璧な保護レベルを保証するため、ヘッドトップのシーリング ラインが、 フェイスに密
着していることを確認してください。
•
ユーザーの髪の毛や髭がフェース シーリング部分から出ている場合、保護ファクタ
ーが低減します 。
•
横および後から強い風が吹いた場合、ヘルメットの保護機能に影響がある可能性が
あります 。環境の粒子汚染が特に高い場合、呼吸をすることにより 、ヘルメット内が
低圧状態になる恐れがあります。 これにより 、保護機能が低下する危険性がありま
す 。 この場合、危険領域を脱するまで、ヘルメットを脱いだり 、 ブロウワーの電源をオ
フにしないでください。
clearmaxx クリアバイザーの使用禁止:
•
火炎もしくは爆発状態の大気,
•
吸引する空気に十分な酸素が含まれていない場合(欧州: <17 %、 オーストラリア :
<19%)もしくは有毒成分の濃度が高い場合(欧州:保護クラスTH2P 以上、 オースト
ラリア : P2) ,
•
人命や人体の危険が迫っている状況
頭部以外を保護するため、適切な保護装備を装着してください。環境および作業プロセス
で放出された粒子、物質により 、肌のアレルギー反応 が引き起こされる場合があります。
ヘルメットの素材が肌に接触することにより 、 アレルギー反応が引き起こされる場合が
あいます。
保護クリアバイザーは、研磨作業や、粒子、煙、粉塵が発生し 、呼吸器官を害する危険が
ある作業のためのみに 、適用してください。
optrel は、クリアバイザーを適切な使用目的に準拠しない使用に対する責任、および取扱
説明書に準拠しない使用に対する責任を一切負いません。
保証および責任
保証の適用については、optrel の国内の販売組織の説明を確認してください。保証に関す
る詳細については、地域を担当する optrel ディーラーにお問い合わせください。保証は、
素材および製造に起因する故障にのみ適用されます。不適切な使用、認定されていない
変更、 メーカーの規定する使用目的以外の使用があった場合、保証および責任事項は、
一切無効になります。同様に 、Optrel 以外の交換部品を使用した場合も、責任事項およ
び保証が無効となります。
耐用年数
クリアバイザーには、有効期限はありません。可視もしくは不可視の損傷や、機能の問題
が発生しない限り 、使い続けることができます。
使用方法(クイ ック スタート ガイド) p. 2-3
両モデル(Standard およびPAPR):
1. ヘッドバンド. 頭部のサイズにあわせ、 上部調整バンドを調整します(p 2-3) 。ラチェ
ットノブ(p 2-3)へと押し込み、ヘッドバンドをしっかりフィットするように締めます(
圧力をかけすぎない程度) 。
2. 眼と保護レンズの間隔. ロッキング ノブ(p 2-3)を解除することにより 、保護レンズと眼
の間隔を調整することができます。両サイドを均等に調整し 、偏らないようにしてくだ
さい。その後、ロッキング ノブを再度締め直してください。
3. ヘルメットの角度. 減る麺ットの角度は、回転ノブを使用して調整することができます
(p2-3) 。
4. バイザーの取付け. バイザーの下部を、開口部で固定します。その後、バイザーの上部
をバイザーの上部端の下にスライドさせます。そして 、バイザーの横側の端を、 下部窪
みへと動かします(p2-3) 。
PAPR バージョンのみ:
I-III エア ホース ホルダー. 図の様に 、ヘッドバンドのエア ホース ホルダーをカチッと音がす
るまで押します(p 2-3、 ステップ I ) 。そして 、 エアホースをヘルメットに接続します(ス
テップII. 、 III ) 。そして 、 エア ホースをエア ホース ホルダーに設置し 、固定します。.
IV 空気調整. 気流の分配は、呼吸領域100% から呼吸領域80%、冷却効果のための額領
域20%を、設定することができます(p 2-3) 。
V フェースシール. 頭部に調整したヘルメットを設置し 、顎下のフェースシール ストリップ
を引いてください。 フェースシールが肌に密着し 、漏れがないことを、確認してください
(p2-3) 。
クリーニングおよびメンテナンス
PAPR および PAPR バージョン以外:
防具(PPE)が、操作説明書に準拠しているものかどうか、定期的に確認してください。
石鹸水で湿らせた布巾を使って 、クリアバイザーの内側および外側を拭いてください。その
後、ヘルメットを清潔な環境のもと 、乾燥させてください。衛生上の理由から 、 スウェットバ
ンドおよびコンフォートバンドを、定期的に交換してください。
PAPR バージョン:
石鹸水で湿らせた布巾を使って 、 ブローワー、 エアホース 、保護ヘルメットを拭いてくださ
い。その後、ユニットを室温にて乾燥させてください。刺激の強い洗浄剤、溶剤、 アルコ
ール、研磨剤を含む洗剤は、使用しないでください。 フェイスシールは、選択可能です(
手洗い可、脱水不可) 。
フェイスシールおよびエア ノズルホールにひびや損傷がないか確認してください。また、ヘ
ルメットに適切に設置されているかどうかも 、確認してください(操作説明書参照) 。摩耗や
損傷のあるパーツを全て交換するまで、システムを使用しないでください。
石鹸水で湿らせた布巾を使って 、clearmaxx の内側および外側を拭いてください。 フェイス
シール(PAPR バージョン)は、取外し手洗いするか、ヘルメットに取付けたまま拭き清掃
してください。石鹸水もしくは中性の消毒剤を、使用してください。定期的にフェイスシー
ルを交換してください。
保管
クリアバイザーは、室温で湿度の低い場所に保管してください。ヘルメットは、オリジナルの
包装、もしくは専用のバックパックを使用して 、保管してください。PAPR バッグを使用する
ことにより 、耐用年数を延ばすことができます。
バイザーの取外し / 取付け(p. 4-5
バイザーの取外し:
•
下部のバイザーの端を引きます 。
•
同時に 、バイザーの下部内部から 、外側へと押します 。
バイザーの取付け:
•
バイザーの下部を開口部に固定します 。
•
バイザーの上部を、バイザーの上端の下へスライ ドさせます 。
•
バイザーのサイ ドの端を、 下部溝にスライ ドさせます 。
フェイスシールの交換(PAPR バージョン)
•
マジックテープを注意深くはがして 、 フェイスシールの洗浄可能なパーツを取外して
ください。
•
フェイスシールの取外し可能部分は、洗浄可能です(手洗い可、脱水不可) 。.
•
フェイスシールの固定部を、石鹸水で、あるいは中性の消毒剤で湿らせた清潔な布を
つかって 、洗浄してください。.
•
自然乾燥させ、再び取付けてください。
損傷のあるフェイスシールは、使用しないでください.
フェイスシールは、6 ヵ月ごとに交換してください。.
規格
(当社は、技術変更を行う権利を有します)
重量
素材
操作温度
保管温度
形状安定性
マーキング:
PAPR バージョンの追加マーキング
(適合性 CE 1024)
24
PAPR 以外:
334g / 11,782 oz
PAPR:
500g / 17637 oz
ヘルメット:
ポリアミド
バイザー:
ポリカーボネート
– 10°C ~ + 70°C / 14°F ~ 158°F
– 20°C ~ + 80°C / – 4°F ~ 176°F
ヘルメット:
220°C / 428°F 以下
バイザー:
137°C / 279°F 以下
OS EN 175 BT (ヘルメット)
OS EN 166 BT (バイザー)
CSA Z943 に準拠
ANSI OS Z87+
EAC
EN 12941 (TH2、e3000 と共に)