Elite RIZER Mode D'emploi page 69

離を mm 単位で示します。これは、適正な傾
きを実現するために、前輪のフォークが取り
付けられているスライダーの走行を計算する
にあたって必要になる値です (図14)。
安全... 安全パラメーターです。 このパラメー
ターにより、速度「0」の状態が5秒継続した
ときに、自転車を傾斜度「0」にする機能を有
効／無効にすることができます。
以下はプロファイル 1
す。
- ［プロファイル名］...default
- ［自転車の重さ］...10 kg
- ［サイクリストの体重］...75 kg
- ［最大傾斜度］...20％
- ［最小傾斜度］...-10%
- ［両ハブ間の距離］...1000 mm
- ［安全］... 有効
プロファイル 1 と異なるプロファイルを選択
するには、その前に新規プロファイルを作成
して、以上のパラメーター値のすべてを入力
する必要があります。新規プロファイルを作
成するには、専用アプリ RIZER を使用する必
要があります。
プロファイルを1つ以上作成した後に、ユーザ
ーは妥当性のあるプロファイルを選択できる
ようになります。選択されたプロファイルは
「アクティブ」になっているプロファイルと
して示されます。
あるプロファイルをアクティブにすると、そ
のプロファイルの作成時のパラメーター値が
使用可能になります。
プロファイルは、専用アプリを通じて編集ま
たは削除できます。
プロファイル 1 は削除できませんが、ユーザ
ーによる名前の変更や編集が可能です。
プロファイルの使いかた
あるプロファイル（妥当性があるものに限
る）を有効にするには、RIZER のキーボード
または専用アプリを使用します。
アクティブなプロファイルを変更するには、
キー を同時に押します。RIZER は次の
妥当性のあるプロファイルに移行します。有
効になったプロファイルの番号は点滅回数で
示されます。
トレーニングに必要なプロファイルのみを有
効にすることを推奨します。そうすること
で、RIZER のキーボードを使ったプロファイ
ルの変更がしやすくなります。
有効にするプロファイルは専用アプリ RIZER
からも変更できます。プロファイル画面にア
クセスし、有効にするプロファイルを選択し
ます。
07_
以下に示す設定の大部分は専用アプリ RIZER
からおこなう必要があります。
傾斜度0ポジション探しとローラー台とのぺ
アリング
RIZER は電源を入れた後、スライダーを下方
に動かして、傾斜度0ポジションを探します。
傾斜度0ポジションが見つかると、傾斜度が0
のパラメーター値で になる高さまでスライダーが移動します。
RIZER はローラー台を認識すると、接続され
たローラー台に応じて、傾斜度0ポジションを
適応させます。
RIZER がローラー台を認識しない場合、また
は何らかの理由でポジションが完璧に水平で
ない場合、専用アプリ RIZER を通じて傾斜度0
ポジションを変更することができます。
専用アプリからは、RIZER がフォークを希望
する高さに配置するまで、傾斜度0ポジション
を0.5mmずつ上にまたは下に動かすことがで
きます。
RIZER は次回のトレーニングに備えてそのポ
ジションを自動的に保存します。
リセット
専用アプリを通じて、RIZER のパラメーター
の部分または全体をリセットして、初期設定
に戻すことができます。
以下のパラメーターを部分的にリセットする
ことができます。
プロファイルのリセット
ペアリングするローラー台のリセット
難易度パラメーターのリセット
全体をデフォルト値にリセット
難易度
シミュレーションのプログラムのいくつかで
は、自らの体力に合わせてトレーニングのパ
ラメーターを増加／減少できます。
このパラメーターは「難易度」とも呼ばれま
す。
この減少／増加により、トレーニングのプロ
グラムからローラー台に送信する傾きの指令
が、それに応じて減少／増加されます。（
例）難易度を50%に設定すると、プログラム
で上り坂が8%になっている場合は、ローラー
台に送られる指令は4%になります。通常の状
況では、RIZER はプログラムからではなく、
ローラー台から指令を受信します。ローラー
台は4%の傾斜度のシミュレーションをする指
令を受信しますので、RIZER は 4% のシミュレ
ーションをする指令を受信します。
この「難易度」のパラメーターを通じて、こ
の挙動が誤っている場合に訂正することがで
きます。すなわち、RIZER は、トレーニング
の難易度の減少を維持しながらも、プログラ
上級設定
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