使用目的
人物や物に照明を照らす為に使う。必ず安全事項に従って使用する。
製品の故障や破損、電気ショックや火事などの事故を防ぐため、記載
されている以外の目的での使用は禁止されている。製品の改造も禁止
されている。
安全事項
説明書を読む
製品の使用、またはインストールをする前に説明書を確認
する。最新の資料などは ARRI のホームページ
www.arri.com を参照。
家庭での使用は禁止
住宅や住宅地などでは使用しないこと。 この照明器具はプ
ロが使用するために作られている。 照明器具は資格のある
人のみが操作できる。
命の危険!
警告 ― 電気ショックのリスクあ利!
照明器具のハウジングを開かないこと。 器具を安全に使用
するためには、ハウジングが必ず閉じてあることを確認す
る。
電源を切る
メンテナンス作業、または照明器具の電球を変えるなどの
作業を行う時は必ず電源を切る。基本、使用していない時
は電源を切っておく。
•
固定具は必ず電気的に接地してください。TN- または TT の一相
電源と IEC 60309-1 または同様の国家規格に準拠した電源プラグ
のみを使用してください。 ARRI 正規品のメ
•
インケーブルのみを使用。純正品ではないものを使う場合リスク
を理解する。
•
コネクターをメインケーブルとつなげる時、コネクターの製造者
の注意事項に従って使用する。
•
ケーブルを使って器具を動かしたり、支えたりしない事。
•
毎回使用前にメインケーブルが破損していないかを確認する。
•
ケーブルやハウジングが破損している場合、照明器具の使用を直
ちにやめる。破損しているパーツは ARRI サービスセンターに問
い合わせて取り替えてもらう。
•
空気孔を塞がない。空気の流れが滞ると機械の冷却が正常にでき
なくなる。
•
他の照明器具、あるいは熱を発する機械が直接使用している照明
器具に当たらないように注意。
注意
表面が高熱!火傷の恐れあり!
―
使用時に照明器具や部品などがとても熱くなる。熱くなっ
ている部分は保護用手袋を着用してから触れる。
注意
光学的放射
―
この照明器具は使用時に UV 紫外線、可視光線、IR など
の光学的放射を放つ。照明器具と人物や物からの最低距離
を観察しながら使用する。 危険やリスクなどは、説明書に
記載されてある情報を確認する。
危険
強いハイビーム!
―
目に傷を負うリスクあり!
使用中の照明器具のライトソースを直視しないこと。
ダメージのある部品を取り換える
レンズ、UV スクリーン、ディフューザー、ハウ
ジングパーツなどの保護部品に傷がついた場合
直ちに取り換える。損傷がある部品を取り付け
たまま製品を使用してはいけない。 保護部品が
一つでも欠けていると、照明器具は使用不可能
になる。
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タイププレートに記載されている、人や可燃物からの最小距離を必ず
守ってください。
最大傾斜角度を必ず守ってください。
L5 / L7
一般注意事項
•
安全基準に従って機器を使用する。
•
説明書は次の利用者の為にも必ず保管する。
•
梱包材などのゴミは地域のルールを確認して処分する。
•
不良品は直ちに処分する。ARRI の担当者に連絡し、詳しい情報
や手順を入手する。
•
付属品などは ARRI の既製品のみを使用する。
器具と付属品の固定について
•
吊るして固定する場合、器具の基本固定装置が万が一切れた時の
ために備えて安全ケーブルを使う。
•
安全ケーブルの最低荷重 kg 数が吊るす照明器具の10倍ある事
を確認する。
•
安全ケーブルを照明器具が固定されている個所に通して使用す
る。
•
安全ケーブルは短い物を使用する。
•
付属品が正しく挿入されている事を確認する。トップラッチ(4)
が閉まっている事、そしてセーフティーキャッチ(5)が固定さ
れている事を必ず確認する。
•
三脚が正しく立てられている事、そして最低荷重が足りている事
を確認する。L5.40731.E. に表記されている詳細を確認した上
で、付属品やケーブルの重さも忘れず計算に入れる。
•
あぶみは必ず縦に吊るす。横にすると故障や破損の原因となる。
•
器具は必ずあぶみ(2)に対して縦に、もしくは吊るしてはめる
事。コック(1)は必ず正しくクランピングした上、きちんと固
定する。
基本機能
固定
28 mm のスピゴット (1) を常にブッシングに挿入します。 適当な立場
または適当な締め金で止めるシステムのおよび固定および安全な
の後に、注ぎ口を
パンとティルト(回転と傾き)
スタンドのスクリュー、もしくはクランピング / 締め金を緩めると装
置は回転できる。傾きの角度は傾きロック
(6)を調整する事で変更できる。回転角度と傾き角度を調整した後、
再度スクリューやロックをしっかり固定する。
光角度/ビームアングルの調整
光角度はフォーカスノブ(6)を操作する事でつねに調整できる。レ
ンズの動きで角度が調整される。このメカニズムには二つの保護機能
がある:
• フォーカスノブを強く回し過ぎた場合、限界点で自動的に止まるよ
うになっている。
• すなわち、フォーカスノブは必ず手作業で調節し、限界点に達した
ら回す事をやめる事が重要。
自動抑制ギアーにより、装置が傾いている時のレンズチューブの誤っ
た動きを防ぐ事が出来る。
照明の形を変える付属品
照明の形を変化できる付属品は、照明器具の正面についているクラン
プ/締め金に挿入する事で使用できる。以下の手順を参考にする:
•
トップラッチ(4)の横についているノブを強く押すとラッチが
上に開く。
•
安全キャッチ(5)に固定されるまで、締め金の上から付属品を
入れる。セーフティーフックを指で少し傾けると入りやすい。
•
トップラッチ(4)を閉じて、付属品が正しく固定されている事
を確認する。
L10