ればできないものもあります。詳細は、見出し「メ
ンテナンス」の指示を参照してください。
•
悪天候下での作業は疲れやすく、危険性も高まりま
す。濃霧、豪雨、強風、厳寒、落雷の恐れがあるな
ど、天候が非常に悪い場合はリスクが高まるため、
本製品を使用しないことをお勧めします。
•
ハシゴ、スツール、その他の不安定な台に乗って作
業しないでください。
•
使用しないときは、屋内に本製品を保管してくださ
い。
•
起こり得る状況をすべて予測し、対応することは不
可能です。常に注意を払い、常識に適った使用方法
で操作してください。使用者の能力範囲外であると
思われる場合は、操作を行わないでください。これ
らの注意事項を読んだ後でも、不明点などがある場
合は、使用を続けずに専門コンサルタントにご相談
ください。
•
作業中は 15 メートル以内に人や動物が近づかない
ようにしてください。同じエリアに数人の作業者が
いる場合、安全距離を 15 メートル以上とる必要があ
ります。重傷事故のおそれがあります。誰かが近づ
いたら、すぐに本製品を停止してください。本製品
を持って向きを変えるときは、まず後ろを確認して、
安全距離内に誰もいないように徹底してください。
•
人、動物、その他の物体が本製品の操作を妨げたり、
カッティングアタッチメントに触れたり、カッティ
ングアタッチメントによりはじかれた物体に接触し
たりしないようにしてください。事故のときに助け
を求めることができない状況では、本製品を使用し
ないでください。
•
身体の動きが自由に取れ、足場が良いことを確認し
てください。とっさに身をかわさなければならない
場合に邪魔になる物(木の根、岩、枝、溝など)が
周囲にないか確認してください。斜面で作業する場
合は、特に注意してください。
•
歩きながら操作し、決して走らないでください。
•
作業エリアを点検します。石や割れたガラス、くぎ、
鋼線、ひもなど、固定されておらず飛ばされたりカ
ッターやカッターガードに絡まったりしそうなもの
をすべて取り除きます。
•
鋸断中に飛んでくる可能性のある枝の切株に注意し
てください。石やその他の物が飛ばされるおそれが
あるため、地面付近で鋸断作業をしないでください。
•
衣服や体の部分が、作動している状態のカッティン
グアタッチメントに接触しないようにしてくださ
い。本製品は腰から下の位置に保持してください。
•
飛んでくる物に気をつけてください。常に認可され
た防護メガネを着用してください。カッティングア
タッチメントガードの上に身を乗り出さないでくだ
さい。石やごみなどが目に入って、失明したり重傷
を負ったりする可能性があります。
•
イヤマフを着用している間は、警告信号や叫び声に
気を付けてください。エンジンが停止したら、速や
かにイヤマフを外してください。
•
異常な振動が発生した場合は、適切な長さまで新た
にコードを引き出し、振動を止めてください。
•
異常な振動をしだした場合は、本製品を停止してバ
ッテリーを取り外してください。
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•
循環器系の弱い人が振動を長期間受け続けると、循
環器障害や神経障害を起こすことがあります。過度
の振動を受け続けたために症状が現れた場合は、医
師の診断を受けてください。症状にはしびれ、感覚
麻痺、ピリピリ感、刺痛、痛み、脱力感、皮膚の色
や状態の変化などがあります。これらの症状は通
常、指や手の甲、手首に現れます。
•
本製品は常に両手で持ってください。本製品は身体
の右側に保持してください。
プロテクティブ装具
警告:
本製品を使用する前に、以下の警
告指示をお読みください。
•
本製品を使用するときは、常に、認可された身体保
護具を着用してください。身体保護具で怪我を完全
に防止できるわけではありませんが、万が一事故が
起こった場合、負傷の度合いを軽減することができ
ます。適切な保護具の選択については、販売店にご
相談ください。
•
落下物の危険性がある場合には保護ヘルメットを使
用してください。
•
騒音を十分に軽減する認可されたイヤマフを着用し
てください。長時間騒音にさらされることは、恒久
的な聴覚障害の原因になることがあります。
•
認可された防護メガネを使用してください。バイザ
ーを使用する場合は、認可された防護ゴーグルも使
用する必要があります。認可された保護メガネは、
米国の ANSI Z87.1 規格または EU 諸国の EN 166
に適合しなければなりません。
•
顔を保護するためにバイザーを使用してください。
眼の保護にはバイザーでは不十分です。
(図 19)
•
カッティング装置の取り付け、点検、清掃を行う場
合は、必要に応じて保護グローブを着用してくださ
い。
•
丈夫で滑りにくいブーツを着用してください。
•
丈夫な素材でできた服を着用してください。常に厚
手の長いズボンと長袖を着用してください。小枝や
枝が引っかかるようなゆったりした衣服は身につけ
ないでください。宝飾品、半ズボン、サンダルを着
用したり、はだしで作業したりしないでください。
安全のため、髪の毛は肩よりも上にまとめてくださ
い。
(図 20)
•
救急器具を近くに準備してください。
(図 21)
本製品の安全装置
警告:
本製品を使用する前に、以下の警
告指示をお読みください。
この項では、本製品の安全機能とその目的、本機の正し
い動作を確保するための点検とメンテナンスの方法につ
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