8.4 防じんカバーの清掃
チャックの防じんカバーは、 清潔な乾いた布で定期的
に清掃してください。 シーリングリップをていねいに
拭き、 ヒルティグリスを薄く塗布します。
8.5 保守
警告事項
本体の電気系統部分の修理は訓練された修理スペシャ
リストのみができます。 電気部品を分解する前には、
残留電圧を放電させるために約 1 分間の待機時間が必
要です。
9 故障かな? と思った時
症状
本体が始動しない。
打撃がない。
本体が作動せず、 サービスイン
ジケーターが赤色で点灯する。
本体が作動せず、 サービスイン
ジケーターが赤色で点滅する。
作動中に本体のスイッチがオフ
になり、 サービスインジケー
ターが赤色で点滅する。
本体機能がフルに発揮されな
い。
チゼルをチャックから取り出せ
ない。
注意事項
上記の処置で本体の故障を解決できない場合は、 ヒルティサービスセンターに本体の点検を依頼してください。
本体の全ての表面パーツに損傷がないか、 また全ての装
置が支障なく作動するか確認してください。 パーツが損
傷していたり、 装置が正しく作動しない場合は、 本体
を使用しないでください。 修理が必要な際は、 弊社営
業担当またはヒルティ代理店 ・ 販売店にご連絡くださ
い。
8.6 手入れと保守を行った後の点検
手入れ、 保守の作業を済ませた後は、 全ての安全機構
が装着され、 正常に作動していることを確認しなければ
なりません。
考えられる原因
電子回路が初期化中 (電源プラグを
差し込んでから約 4 秒以内) 、 また
は電源遮断後に電子式インターロック
がアクティブになった。
主電源が供給されていない。
電源コードあるいはプラグの故障。
コントロールスイッチの故障。
発電機がスリープモード。
本体温度が低すぎる。
本体に損傷がある。
本体に損傷がある。
供給電源の電圧が高すぎる。
過熱保護が作動した。
パワーレベル制限が有効になってい
る。
延長コードが長すぎる、 または導体
断面積が小さすぎる。
供給電源の電圧が低すぎる。
チャックが完全に開いていない。
処置
本体をオフにして再びオンにする。
別の電動工具をつなぎ、 作動するか確
認する。
修理スペシャリストに点検を依頼し、
必要な場合には交換する。
修理スペシャリストに点検を依頼し、
必要な場合には交換する。
発電機に別の電気負荷 (ランプ等)
をかける。 その後、 本体をオフにし
て再びオンにする。
本体を最低運転温度まで暖める。
以下の章を参照してください : 7.2.1
ハツリ作業
修理が必要な際は、 弊社営業担当ま
たはヒルティ代理店 ・ 販売店にご連
絡ください。
修理が必要な際は、 弊社営業担当ま
たはヒルティ代理店 ・ 販売店にご連
絡ください。
コンセントを交換する。
電源を点検する。
本体を冷やす。
通気溝を清掃する。
パワーレベル選択スイッチを操作す
る (パワーレベル選択インジケーター
に注意する) 。
本体を抜取り、 再び装着する。
許容された長さと十分な導体断面積を
持つ延長コードを使用する。
本体を別の供給電源に接続する。
チャックロックスリーブを後ろに十分
引きながら先端工具を抜く。
ja
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