3 最先端機能
3.1 環境適応型ノイズ ・ キャンセリング機能
ノイズ ・ キャンセリング機能とは、 周囲の騒音やノイズを
除去するための先進の機能です。
PX7には、 環境適応型ノイズ ・ キャンセリング技術が搭
載されています。 これは、 周囲の環境に最適なノイズ除
去を自動的に行う機能が搭載されています。 周囲の環境
が変わると、 ノイズ ・ キャンセリング機能が、 新しい環境
に合わせて自動的に調整します。
左のイヤーカップ部のノイズ ・ キャンセリングボタンは、
次のモードを切替えるために使用します。 ボタンの位置
については、 図2を参照してください。
モード
使用環境の一例
飛行機の機内など、 常に騒がしい環境に
高 (High)
適しています。
周囲への配慮が必要な環境に適してい
低 (Low)
ます。
自動
周囲の環境に最適な状態に自動的に調
(Auto)
整します。
ノイズ ・ キャンセリング機能をオフにし
オフ (Off)
ます。
3.2 音声パススルー
PX7には音声パススルー機能が搭載されており、 アナウ
ンスや会話など、 周囲の環境音から一部の音だけを選
別してヘッドフォンを外さずに聞くことができます。
本機能の設定にも左のイヤーカッ プ部のノイズ ・ キャン
セリングボタンを5使用します。 ボタンの位置について
は、 図2を参照してください。
機能
操作方法
音声パススルーを有
ノイズ ・ キャンセリングボタン
効にする
を2秒間長押しする。
音声パススルー機能が有効に
なっている場合は、 ノイズ ・ キ
音声パススルー機能
ャンセリングボタンを押下げる
を無効にする
か、 2秒間長押しすると、 その前
のノイズ ・ キャンセリングモー
ドに戻る。
Bowers & Wilkinsの ヘッドフォンアプリを使用する
と、 音声パススルー機能のレベルをニーズに合わせて詳
細にカスタマイズできます。
3.3 イヤーカップ着脱感知センサー
PX7は、 最新の着脱感知センサーを両方のイヤーカッ
プに搭載しています (図4参照) ヘッド部を外すと待機 (
一時停止) 状態になり、 バッテリ節約が可能になりま
す。 PX7を再び装着すると、 自動的に待機状態が解除
され、 最後に接続したブルートゥースデバイスに接続
されます。
再生中、 どちらかのイヤーカップを耳から持ち上げる
と、 PX7が自動的に一時停止します。 耳に戻すと、 自動レ
ジューム機能により再生が再開されます。
次の場合には自動再生しません。
1. ヘッドフォンがオフ状態から電源が入る。
2. ヘッドフォンが待機状態から復帰する。
3. ヘッドフォン再起動後(工場出荷時のリセット後な
ど)。
着脱感知センサーと待機機能はBowers & Wilkinsヘ
ッドフォンアプリを使って設定可能です。
注意 : ヘッドフォン装着の際、 耳とイヤホンの間に髪
の毛やアクセサリーが挟まっていたり、 正しく眼鏡を
かけていない場合、 センサーが正しく動作しないこと
がありますのでご注意ください。
着脱感知センサー
図4
着脱センサーの位置
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