警告!
塩分の多い環境 (冬の道路や海に近い道路) は、 多く の自転車部品を腐食させる原因にな
ります。 損傷や動作不良、 事故を避けるためにも、 きれいに洗浄して汚れを落とし、 乾燥させ
た後、 対象となるすべての構成部品に注油してください。
7.1 - フロント ・ ディレイラーの汚れを落とし、 注油するための手順
・ 注油の前には、 ドライブトレイン (システム全体、 スプロケッ ト ・ セッ ト、 チェーンリング、 リ
アディレイラー ・ プーリー) を、 専用のデグリーサーや洗剤を付けたブラシや布を使用し、 汚
れを落とします。 埃や泥が付いている場合は、 専用のプラスチック工具を使用し、 完全に取り
除きます。
・ 柔らかい布でドライブトレイン全体を拭き、 乾燥させてください。 研磨用スポンジや金属製
の研磨パッドは決して使用しないでください。
・ チェーン専用の潤滑剤を使用し、 注意深くチェーンに注油します。
・ 注油後は、 クランクを回してすべてのスプロケット、 チェーンリングに変速し、 ドライブトレ
イン全体に正しく潤滑剤をなじませます。
・ 自転車や床に付いた余分な潤滑剤を十分に拭き取ります。
警告!
リム、 ブレーキ ・ シュー、 ディ スク、 ブレーキ ・ パッドに潤滑油が付着すると、 自転車の制動力が
低下したり、 場合によっては制動力が無くなり、 事故や身体損傷、 死亡の原因になることがあ
ります。
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