HECO AMBIENT 11 F 、22 F、44 F ステレオモード
音を楽しむ最良の位置は、 スピーカーと聴く位置とが三角形をつくった場合に得られます。 左右のスピー
カーから聴く位置までが同じ距離だと、 音響信号が届くまでの時間も同じなので、 調和のとれた自然な
音質が得られます。 (図3)
スピーカーと聴く位置との間には、 視界がさえぎられないようにしてください。 吸音性や反射性のある障
害物は、 音質を落とします。
HECO Ambient スピーカーは、 アクティブ ・サブウー ファー、 Ambient Sub 88 F と組み合わせる と更
に理想的です。 図 9 は、 接続バリエーションです。 サブウー ファーとお持ちのアンプの使用 説明書もよく
注意してお読みください。
HECO AMBIENT 11 F、22 F、44 F ホームシアターモード
フロントスピーカーは、 左右ともできるだけテレビから同じ距離の耳の高さに配置します。 フロントスピ
ーカーには、 原則としてモデル22Fと44Fの垂直方向の設置が適しています。 (図4)
センタースピーカーはテレビの中心、 上下どちらにも掛けることができます。 センタースピーカーには、 モ
デル44Fが最適です。 方向は水平とします。
リアスピーカーは左右ともリスニング位置の横か、 さらに良いのは後方で、 耳の高さかそれよりも少し上
に配置します。 リアスピーカーには、 原則としてモデル11Fと22Fが適しています。
AVレシーバーのセットアップでは、 フロントおよびリアチャネルのクロスオーバー周波数を、 できれば約
80 Hzに設定してください。
その他については前章の推奨事項が適用されます。
自動校正
多くの最新のAVアンプやレシーバーは、 マイクによるシステムの自動校正のオプションを提供していま
す。 好 ましくない部屋の音響効果を補うために、 すべてのスピーカーのレベルと距離が自動的に検出さ
れ、 また接 続されているスピーカーの周波数応答が訂正されるため、 校正することをお勧めいたします。
これについて は、 AVアンプまたはAVレシーバーの取扱説明書をお読みください。
サブウーファー・HECO AMBIENT SUB 88 F
アクティブ ・サブウー ファー Ambient Sub 88 F は、 Ambient シリーズの他の各スピーカーと外観も 音
響もぴったり合うよう、 つくられています。 付属の別冊取扱い説明書をご覧ください。
AVレシーバーへの接続
図9。
修理を必要としないためのアドバイス
HECO のスピーカーはすべて、 トー ンコントロールが中央のポジションに設定されている時、 つまり アン
プのリニア再生状態の場合には、 最良の音質が出るように調整されています。 トー ンコントロールのつま
みを大きく回すと、 低音および/または高温にかかるエネルギーが増加して、 ボリュームが高い場合には
スピーカーが損傷することがあります。
ボックスの使用負荷よりもずっと高い出力パワーが出せるアンプをお持ちの場合は、 音量を無理に上げ
ると、 非常にまれではありますが、 スピーカーが損傷する場合があります。
しかし、 出力パワーがもっと弱いアンプの場合ですと、 強力なアンプよりもずっと早くボリュームが上がる
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