▶ 休憩を取って緊張をほぐし、指を動かして血の巡りを良くするように心がけてください。
▶ 滑り止めのついた履き物を着用してください。
▶ 本体を使用する際、 腕は軽く曲げた状態にしてください (決して腕をピンと伸ばして突っ張らないこと) 。
▶ 作業中は、作業関係者以外、特に子供が近づかないようにしてください。
DX ファスニング装置の慎重な取扱いおよび使用
警告事項! 貫通するスタッドピンによる危険! スタッドピンを打鋲する前に、スタッドピンを打鋲す
る構造物要素の背後あるいは下に人がいないことを確認してください。
▶ 作業に適した本体を使用してください。本体を本来の目的以外には使用しないでください。必ず、指示
にしたがい、不具合のない状態で使用してください。
▶ 決してファスナーが装填済の本体を放置しないでください。
▶ 本体は、鍵をかけた本体ケースに入れて搬送/保管してください。
▶ 清掃や修理、点検をする時、ファスナーガイドの交換、休憩に入る時、あるいは保管する時には、必ず事
前に本体をオフにしてください。
▶ 使用しない本体は、ファスナーを取り出して、乾燥して施錠され、子供の手の届かない場所に保管して
ください。
▶ 本体とアクセサリーに損傷がないか点検してください。可動部分が問題なく動作し、動きに硬さがない
か、あるいは部品に損傷がないか点検してください。
▶ 使用するすべての部品がしっかりと取り付けられていて、本体が支障なく作動するための条件が整っ
ているか確認してください。故障部品は、取扱説明書に別様の記載のない限り、弊社営業担当また
はHilti サービスセンターに適切な修理/交換を依頼してください。
▶ 作業を開始する前に、作業場に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを金属探知機などで調査して
ください。例えば、作業中に誤って先端工具が電線に触れると、本体の金属部分とケーブルが通電する
可能性があります。
▶ 打鋲にふさわしくない母材には、決して打鋲しないでください。
▶ ガラス、大理石、プラスチック、青銅、真鍮、銅、断熱材、中空煉瓦、陶磁器、薄いシートメタル
(< 4 mm)および気泡コンクリートは、打鋲にはふさわしくない母材です。これらの母材に打鋲する
と、ファスナーが折れたり、欠けたり、貫通する恐れがあります。
▶ 必ず本体を母材に完全に垂直に押し付けてからトリガーを操作してください。
▶ スタッドピンが母材からずれるのを防止するため、打鋲時には必ず鋲打機を母材に対して直角に保持し
てください。
▶ グリップ表面は乾燥させ、清潔に保ち、オイルやグリスで汚さないようにしてください。
▶ 決して本体を落下させないでください。
▶ 特別に許可されている場合を除き、本体を火災および爆発の危険のある場所で使用しないでください。
▶ X-BT ファスナーは、必ずそのために専用に予備穿孔した穴に打鋲してください。
作業場の安全確保
▶ 作業場の整理整頓に心がけてください。事故の原因となり得る危険物は作業区域から取り除いておいて
ください。
▶ 作業場が整理整頓されていないと、事故を引き起こすことがあります。
▶ 作業場の採光と換気に十分配慮してください。
機械的な安全対策
▶ 本体、特にピストンに対して加工や改造を行わないでください。
▶ 本体用として認可されたヒルティ純正のスタッドピンのみを使用してください。
熱の危険性に対する安全対策
▶ 推奨最大打鋲数を超えないでください(「製品仕様」の章を参照してください) 。
▶ 本体が過度に熱くなった場合には、冷ましてください。
▶ 本体が熱いうちは、決して分解しないでください。本体を冷ましてください。
2.4
バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
▶ LiIon バッテリーの搬送、保管、作動については特別規定を守ってください。
▶ バッテリーは高温、直射日光および火気を避けて保管してください。
▶ バッテリーを分解したり、挟んだり、80 °C(176°F)以上に加熱したり、燃やしたりしないでください。
▶ 衝撃を受けたことのあるバッテリー、1 m を超える高さから落下したことのあるバッテリー、あるいは
その他の損傷を被っているバッテリーを使用あるいは充電しないでください。この場合には、必ず最寄
りのHilti サービスセンターにご連絡ください。
▶ バッテリーが掴むことのできないほどに熱くなっている場合は、故障している可能性があります。バッ
テリーを、目視確認が可能で可燃物のない場所に、可燃性の資材から十分な距離を設けて置いてくださ
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