校正 / サンプル測定
4.2
校正
4.2.1 導電率標準液
セブンゴーSG3スタンダード導電率計は、 校正のために標準液を選択する必要があります。
導電率標準液が点滅するまで
または
キーを使って、 標準液を選択します。 校正に使用する導電率標準液が点滅したら、
Read を押して選択内容を確定します。
次の標準液が選択可能です。
- 84 μS/cm
- 1413 μS/cm
- 12.88 mS/cm
それぞれの導電率標準液の温度換算表は、 あらかじめメーター本体にメモリーされています (別表参
照) 。 .
4.2.2 校正
電極を導電率標準液に入れ、 Cal を押します
自動終点に設定されているときはSG3の信号が安定した後に終点を検出します。 手動終点のときは
Read を押したときに終点を検出します。 SG3が導電率標準液の値を表示し、 セル定数の値を表示し
ます。
校正結果が許容範囲にあり、 サンプル測定に戻るには Read を押します。 結果をキャ ンセルするとき
は、 Exit を押します。
注
より正確な測定をするためには、 導電率セルのセル定数を定期的に導電率標準液で検証します。 必
要に応じて、 再度校正を行います。
4.3
サンプル測定
4.3.1 導電率 測定
サンプル内に電極を入れ Read を押して測定を開始します。 :小数点が点滅します。
ディスプレイにサンプルの導電率 が表示されます。 SG3は、 デフォルトで自動終点に設定されていま
す。 自動終点に設定されていると、 ディスプレイに"A" と表示されます。 導電率電極の出力が安定した
ら、 自動的に小数点の点滅が終わり、 ディスプレイの導電率値が確定し、
Read キーを長押しすることで、 自動および手動終点モードを切り替えることができます。 手動終点で
測定を終了する場合は Read を押します。 ディスプレイの導電率値が確定し、
導電率測定時の安定の判定基準
導電率センサーからの入力の変動幅が、 最後の6秒間の平均値から0.4%以内のときに終点と認識し
ます。
4.3.2 TDS/塩濃度/比抵抗 測定
TDS/塩濃度/比抵抗測定は、 導電率測定と同じ方法で行います。 Mode キーを押すと、 導電率, TDS, 塩
濃度 比抵抗 測定モードに順に切り替わります。
注
SG3で正確な導電率測定を行うためには、 温度センサー内蔵の導電率センサーを使うことが重要で
す。 導電率センサーInLab737(IP67)は温度センサーを内蔵した導電率センサーで、 湿度の高い環境で
も最適な測定ができます。
10
キーを押します。
が表示されます。
が表示されます。
METTLER TOLEDO SevenGo™ conductivity