OBJ_BUCH-1546-002.book Page 147 Monday, July 9, 2012 10:30 AM
前後軸における水平レべリング精度のチェック
左右軸における水平レべリング精度をチェックする際
には、メジャーリングツールを相互に 20 m 離れた 2
つの壁面 A および B の間の安定した地面上に設置しま
す。
– メジャーリングツールを壁面 A に固定されたホル
ダーまたは三脚上に取り付けるか、安定した平坦な
床面に設置してください。メジャーリングツールの
スイッチを投入し、5 ポイントモードを選択してく
ださい。
A
20 m
– メジャーリングツールの前後軸に平行して照射され
る水平レーザービームを近い方の壁 A に向けてくだ
さい。メジャーリングツールをセルフレべリングさ
せてください。壁面のレーザードット中心をマーキ
ングします ( 点 I)。
A
180°
– メジャーリングツールを 180° 回転させ、セルフレ
ベリングをおこなった後で反対側の壁面 B のレー
ザードット中心をマーキングします ( 点 II)。
– メジャーリングツールを 回さずに 壁 B 付近にあて、
スイッチを入れてからセルフレベリングをおこなっ
てください。
A
– 点 II でマーキングした壁面 B の点にレーザードット
中心がくるように、三脚の高さを変更するかツール
Bosch Power Tools
下部に何か置いてメジャーリングツールの高さを調
整します。
A
d
B
– メジャーリングツールの高さを変えずに 180° 回転
させてください。 セルフレベリングをおこなった後
で壁面 A のレーザードット中心をマーキングします
( 点 III)。 点 III と点 I ができるだけ垂直線上に並ぶよ
うにしてください(上下はどちらでも構いません) 。
– 壁面 A にマーキングされた 2 点 (点 I および III) の位
置の差 d がメジャーリングツールの前後軸における
実際の高さ誤差となります。
測定距離 2 x 20 m = 40 m の場合の最大許容誤差は、
40 m x
±
0.3 mm/m =
つまり、点 I と III の差 d は、12 mm 以下であることが
必要です。
操作上の留意点
必ずレーザードットまたはレーザーラインの中心を
B
マーキングしてください。 レーザードットの大きさ
またはレーザーラインの幅は測定距離に応じて異な
ります。
三脚を使用した作業 (アクセサリー)
三脚を使用すると、メジャーリングツールの高さ調整
が可能となるとともに安定した測定が可能となりま
す。 メジャーリングツールの 1/4" 三脚取付部 7 を三脚
16 または市販のカメラ用三脚のネジ上に取り付けてく
ださい。市販の測量用三脚を使用する場合には、5/8"
三脚取付部 6 を使用してください。三脚の固定ネジで
メジャーリングツールをしっかりと固定してくださ
い。
メジャーリングツールのスイッチを入れる前に、三脚
の位置を大まかに調整してください。
B
汎用ホルダーへの取り付け (アクセサリー)
汎用ホルダー 15 によって、垂直面、筒、磁性体など
へのメジャーリングツールの固定が可能となります。
汎用ホルダーは床用三脚にも適しています。これに
よってメジャーリングツールの高さ調整が容易に行な
えるようになります。
メジャーリングツールのスイッチを入れる前に、汎用
ホルダー 15 の位置を大まかに調整してください。
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日本語
B
180°
12 mm です。
±
1 618 C00 50R | (9.7.12)