このマザーボードには AMD USB BIOS Flashback 機能が搭載されており、 システムの電源を入れずに
BIOS を更新できます。
BIOS•Flashback•機能を使用する前に、 BitLocker•と•TPM•が依存する暗号化またはセ
キュリティを一時停止してください。 リカバリーキーがすでに保存されバックアップさ
れていることを確認してください。 暗号化がアクティブであるとき、 リカバリーキーが欠
落している場合、 データは暗号化されたままになり、 システムはオペレーティングシス
テムで起動しません。 BIOS•を更新する前に•fTPM•を無効にすることを推奨します。 そう
しないと、 予期せぬ障害が発生する可能性があります。
USB ドライブの要件
BIOS アップデート機能に使用される USB ドライブは、 次の要件を満たす必要があります :
• USB 2.0 のみ
• 容量最大 32GB
• FAT16 または FAT32 としてフォーマッ トする必要があります。
ルートディ レク ト リファイル
ルートディ レク トリには、 次の 2 つの必須ファイルがあります。
• BIOSUBU.BIN (必須)
• PSPBIOS.IMG (必須)
次の手順に従って USB BIOS Flashback 機能を使用します。
1. ASRock の Web サイ トから最新の BIOS ファイルと BIOSUBU.BIN ファイルをダウンロードします :
http://www.asrock.com。
2. BIOS ファイルを USB フラッシュ ドライブにコピーします。 USB フラッシュ ドライブのファイル システ
ムが FAT16 または FAT32 としてフォーマッ トされているこ とを確認してく ださい。
3. BIOS ファイルを圧縮ファイルから抽出します。
4. ファイルの名前を 「PSPBIOS.IMG」 に変更します。 それと BIOSUBU.BIN ファイルを X のルートィ レ
ク トリに保存します : USB フラッシュ ドライブのルートディ レク ト リに保存します。
5. CPU、 CPU ファン、 DRAM をマザーボードに取り付けます。 CPU ファンは CPU_FAN1 コネクタに取
り付けるこ とをお勧めします。 8 ピン ATX 12V 電源コネクタと 24 ピン ATX 電源コネクタをマザー
ボードに接続します。 次に、 電源供給装置の AC スイッチをオンにします。
* システムの電源を投入する必要はありません。
6. 次に、 USB ドライブを USB BIOS Flashback ポートに接続します。
7. BIOS Flashback スイッチを約 3 秒間押し続けます。 次に、 システムが自動的に BIOS の点滅を開始
し、 LED が点滅し始めます。
8. LED が点滅しなくなるまで待ちます。 BIOS のフラッシングが完了すると LED が点滅しなくなります。
これには約 2 分半かかります。 その後、 システムが再起動し、 BIOS に入ります。
* LED ライ トが緑色に点灯する場合は、 BIOS Flashback が正しく動作していないこ とを意味します。
電源装置の AC スイッチをオフにして電源を切断し、 数分後に電源を入れ直してく ださい。
** LED がまったく点灯しない場合は、 BIOS Flashback が機能していないこ とを意味します。 電源装
置の AC スイッチをオフにして電源を切断し、 数分後に電源を入れ直してく ださい。
X600-ITX
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