厚くて柔軟性のある遮音マットを取り付けるなどの適切な処置により、可能な限り騒音の排出を防止す
る必要があります。
▶ 切断研磨ディスクを粗削り研磨に使用しないでください。
▶ 先端工具とフランジをしっかりと締め付けてください。先端工具またはフランジがしっかりと締め付け
られていないと、スイッチオフの後、制動の際に先端工具が本体モーターによりスピンドルから外れる
危険があります。
▶ ベルトフックを本製品に固定しないでください。
電気に関する安全注意事項
▶ 作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを調査してください。電線、
ガス管あるいは水道管を損傷すると、本製品外側の金属部分での感電事故、あるいは爆発が発生する可
能性があります。
▶ 導電性のある母材に対する作業を頻繁に行う場合は、定期的にHilti サービスセンターに本製品の点検を
依頼してください。本体表面に埃(特に導電性のある物質の埃) 、あるいは泥や水分が付くと、好ましく
ない条件下においては感電の原因となることがあります。
作業場の安全確保
▶ 剥がし作業の場合には、作業側と反対の領域を保護してください。剥がれた部分が脱落、落下して他の
人を傷つける危険があります。
▶ 支持壁やその他の構造物への切込み、特に鉄筋または鉄骨梁の除去は静力学に影響を及ぼします。作業
を開始する前に、担当の静力学専門家や建築家、あるいは現場管理責任者に問い合わせてください。
保護カバーの使用に関する追加の注意事項
以下のリスクを回避するため、常に適切な保護カバーを使用してください。「ディスクと装備の組合せ」
の章を参照してください。
▶ 正面研磨にフロントカバー付きの標準保護カバーを使用すると、保護カバーが作業材料に接触し、それ
により本製品を制御できなくなることがあります。
▶ 許容最大太さより太いワイアブラシを使用すると、ワイアが保護カバーにからまって破断することがあ
ります。
▶ アブレーシブカッティングディスクによる金属の切断研磨に標準保護カバーを使用すると、火花や微粒
子発生、またディスクの破損の際にはディスクの破片が飛散するリスクが高くなります。
▶ コンクリートあるいは石材の切断および研磨にフロントカバーとともにあるいはフロントカバーなしで
標準保護カバーを使用すると、粉じんの発生が激しくなり、本製品を制御できなくなり、反動が発生す
るリスクが高くなります。
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