5.6 電子機器用警告ランプ (図 M; 番号 6)
器具は独自で電子機器の温度を監視し、温度が危険範囲に達するとここに警告が
表示されます。電子機器の温度が上昇すると、ターボモードは使用できなくなり
ます。
また、器具はバッテリー温度を監視し、セルの温度が-10°Cを下回るとバッテリー
を暖めるために速度が低減されます。バッテリーが十分に温まると、すべての機
能が通常の速度で再び使用可能になります。
5.7 照明付き方向指示器 (図 M; 番号 7)
スターグリップを偏向する方向に応じて、器具のディスプレイパネルには移動方
向が表示されます。
6. メンテナンスおよび手入れ
6.1 一般的なメンテナンス
使用後は必ず目視点検を行ってください。使用後は、必ず可動部分およびピンの
潤滑状態を点検し、必要に応じて承認されているグリースを塗布して潤滑しま
す。同様に、カッターおよびコンビツールでのセンタリングピンのトルクも点検
する必要があります。この際、スペアパーツリストのデータに従ってください。
汚れは湿らせたウエスで拭き取ります。救助器具は、酸性またはアルカリ性物質
と接触させないでください。接触した場合は、器具をすみやかに清掃してくだ
さい。
器具は、1年に1回年次検査する必要があり、この検査は記録しなければなりませ
ん。この年次検査は、有資格の専門技師が実施する必要があります。さらに3年毎
または安全性について疑いが生じた場合に、機能点検および負荷点検を実施する
必要があります。この場合、LUKASが承認した検査機器のみを使用することがで
きます。この際、救助器具の点検頻度に関して国内および国外で適用される法規
制にも従ってください。
6.2 水中で使用後のメンテナンス
•
使用後、バッテリーを取り出します。器具とバッテリーを清潔な水で数回す
すぎます。器具の完全に水に浸し、ケースに清潔な水を満たします。器具を
取り出し、水をよく切ります。器具が使用された水のタイプ(泥水、油膜、
海藻、海水など)に応じて、この手順を2~-5回繰り返します。
•
器具とバッテリーを清潔かつダストフリー、そして湿らせた布で拭き、汚れ
や付着物を除去します。
•
器具とバッテリーを常温の風通しの良い場所で乾燥します。器具が完全に使
用可能になるまでには、36~48時間の乾燥が推奨されます。
•
露出しているすべてのスチール製部品(せん断ナイフ、プレッシャーピースな
ど)を防腐剤を塗布します。バッテリーコンパートメントのコンタクトは潤滑
しないでください。
•
機能検査を行います。
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