HECO CELAN GT 202, 302, 502, 602, 702, 902 のステレオ使用
音を楽しむ最良の位置は、 スピーカーと聴く位置とが三角形をつくった場合に得られます。 左右のスピー
カーから聴く位置までが同じ距離だと、 音響信号が届くまでの時間も同じなので、 調和のとれた自然な
音質が得られます。
スピーカーと聴く位置との間には、 視界がさえぎられないようにしてください。 吸音性や反射性のある障
害物は、 音質を落とします。
更に、 スピーカーを置く場合には、 次の距離を守ってください。
Celan GT 502, 602, 702, 902: 後ろの壁から最低20 cm、 横の壁からは最低 30 cm。 これによ
り、 ベースが響きすぎるのを防ぐことができます。
Celan GT 202, 302: 棚型スピーカーをご使用の場合にも横および後ろの壁や物体から10cm以上の
距離 を確保し、 高音用スピーカーが耳の高さに来るように置いてください。
スパイク (スタンドスピーカー): スピーカーを設置の時には、 一緒に包装されておりますスパイクを使
用してください。 これにより、 スピーカーは床の敷物に直接触れることがないので、 好ましくない共鳴が
起きるのを防ぐことができます。 スタンド式ボックスの場合には金属製スパイクまたは硬ゴム製スパイ
クをご使用になれます。 壁掛け式およびの場合には付属の硬ゴム製スパイクをご使用ください。 各スパ
イクはボックス下部のねじスリー ブ内にねじ込みます。
HECO Celan GT スピーカーは、 アクティブ ・サブウー ファー、 Celan GT Sub 32Aと組み合わせる と更
に理想的です。 図 5 は、 接続バリエーションです。 サブウー ファーとお持ちのアンプの使用 説明書もよく
注意してお読みください。
HECO CELAN GT 102F, 202, 302, 502, 602, 702, 902 をフロントあるいはリア・
スピーカーとしてご使用の場合
フロント・ スピーカーは、 右と左にテレビからできるだけ同じ距離を置いて、 耳の高さに取り付けてくださ
い。 リア (後部) ・ スピーカーの場合は、 聞く位置の横か、 できればその後ろに右と左に、 耳の高さか、 ある
いはそれよりやや高く、 取り付けます。
Celan GT 102F: このラウドスピーカーは、 ホームシアター設備のリアラウドスピーカー用です。 壁に
直接取り付けることが理想的ですが、 これが不可能な場合にはできるだけ壁の近くに設置してください
(壁までの距離 <5cm) 。 壁への取り付けを簡単にする固定具はハウジングの背面に装備されていま
す。 Celan GT 102Fでは、 シングルワイヤリング端子が使用されています。 バイワイヤリング端子やバイ
アンピング端子、 および高音レベル設定は、 このモデルでは不可能です。
大切なご注意:ユーザーは、 壁面ブラケット/スピーカー固定装置の使用に自己責任でしなければなりま
せん。 しかも、 スピーカー ブラケットに対する安全強化、 設備重量に配慮を加える上で取付け用材の適当
な選択 (例えボルト、 木栓) 、 スピーカー仕組み及び壁の特性を含めます。
Celan GT 102F, 202, 302: AVレシーバーを配置する時には、 フロント・チャンネルとリア ・チャンネ
ルの通過 周波数を、 できれば80 Hzにしてください。 その他は、 前項の内容に従ってください。
HECO CELAN GT CENTER 32/CENTER 42
センタースピーカー、 Celan GT Center 32/Center 42 は、 その他の Celan GT モデルと外観も音響も
ぴったり 合うよう、 つくられています。 このスピーカーは、 テレビのすぐ上か下に置いてください。
その他については、 前章の一般注意事項をご覧ください。
45