Heco CELAN GT 902 Mode D'emploi page 44

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HECOをご購入されたお客様へ
このたびはHECO製品をお買い求めいただきまして、 誠にありがとうございます。 当社の製品がお客様の
ご要望に応え、 ご満足いただけましたら幸いです。 お客様がお選びになった当社製品は、 その優れた品質
において、 世界中で認められております。
なお、 お買い求めいただいたスピーカーをご使用いただく前に、 下記の注意事項を必ず最後までお読み
ください。
HECO CELAN GT スピーカーの接続に関する一般的なご注意
スピーカーを接続するためには、 専門店でお買い求めになれる特別なスピーカー コードが必要です。 音質
が落ちないように、 長さが3メートルまでのコードは、 断面が最低2.5mm²、 それ以上の場合は直径が最
低4 mm²のコードを用いることをお勧めします。
アンプやレシーバーは、 すべての接続作業が終了するまで、 スイッチを切っておいてください。 正確なコー
ドの長さを測ることができるように、 スピーカーは予定された位置に配置しておきます。 両方のチャンネ
ルに使用するコードは、 どちらも同じ長さにしてください。
ここで、 コードの先端を約10~15 mm絶縁します。 先端は、 錫メッキするよりはねじって端子に入れた
ほうがよく、 それをネジで固定します(図1)。 CE準拠のバナナプラグ (4 mm) の付いたスピーカーケー ブ
ルまたはスペ ードラグを使用することができます。
コードを接続する時は、 必ず位相に応じた接続をするよう、 気をつけてください。 つまり、 スピーカーの
黒い端子 (-) は、 アンプの (-) 端子と、 それからスピーカーの赤い端子 (+) は、 アンプの (+) 端子と接
続していなければなりません。 市販のスピーカー・ コードですと、 位相に応じた接続が間違いなく行えるよ
う、 コードの内部が波型の起伏になっているか、 色違いのストライプで印がついています。
コードがしっかり繋がれているか、 また突き出た導線などでショートしていないかどうか、 よく確かめて
ください。 この二つの事項は、 アンプに重大な損傷を与える原因となることがありますので、 ご注意くだ
さい。
HECO CELAN GT のバイ・ワイヤリングとバイ・アンピング (CELAN GT 202, 302,
502, 602, 702, 902, CENTER 32, CENTER 42)
Heco Celan GT スピーカー の接続部:
Celan GT スピーカーの接続部には5個のネジ端子が装備されています。 これにより、 従来のアンプ接 続
に加えてバイワイヤリング接続およびバイアンプ接続が可能とされています。 上部の各端子はクロス
オーバーネットワークのツイーター分岐またはスコーカー分岐と接続し、 下部の各端子はウー ファー分岐
に接続します。 コネクター端子を追加すると、 2dBの高音域ブーストを 選択することも可能となりま
す。
バイ ・ワイヤリング (2配線) とは、 高域・低域周波数が独立してわかれている配線を通して、 伝送される
ことです。 バイ ・ アンピング法 (2増幅) では、 2つ目の配線とは別に、 当然のことながら2つ目の末端アン
プも追加して必要となります。 主にバイ ・ アンピング法では、 再生性能を高めることが可能です。
従来通りに接続する場合、 出荷時に装備された金属製ブリッジを使用し、 高音のリニア調整を行なうこ
とができます。 このブリッジは、 +2dBポジションの該当端子を緩めることで取り外すことが可能で す。
(図 2)
バイワイヤリング接続およびバイアンプ接続時には、 これらの端子を取り外す必要があります。 アン プ
への接続方法は図3および図4を参照してください。
適切なツイーター設定は、 再生空間やスピーカー設置方法およびそれぞれのお好みに応じて異なります。
弱音効果の高い室内 (重いソファーやカーテンなどがある場合) でのご使用には+2dBにご設定 になる
ことをお勧めします。
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