• 潤滑 (麻酔) ジェルに対しアレルギー反応
が起こる場合がありますので、 潤滑剤に添
付されている使用説明書をお読みくださ
い。 アレルギー既往歴について必ず問診し
てください。
使用上の注意
• オイルや軟膏などは、 本品の手入れや拡
張時に使用しないでください。 オイルベー
スの潤滑剤 (ワセリンなど) は本品を劣化、
損傷、 又は破損にさせる恐れがあるため、
使用しないでください。
• 患者が抗凝固療法を受けている場合は、 シ
ャント孔を拡張する前に出血の危険性を
慎重に判断してください。
• 選択したダイレーターの位置がシャント
孔に対し適切であることを確認してくださ
い。 過度に拡大するとヴォイスプロテーゼ
の周囲から漏れが発生する恐れがありま
す。
• 過度の力をかけて、 ダイレーターをシャン
ト孔へ挿入したりシャント孔から抜去する
ことは、 絶対に行わないでください。 出血
や誤った方向への挿入の原因となる恐れ
があります。
• 汚染されたダイレーターは使用しないでく
ださい。 汚染されたダイレーターは感染や
炎症を引き起こす可能性があります。
• ダイレーターを潤滑処理することを推奨し
ます。 適切な量の水溶性潤滑剤のみを使
用します。
• 長時間のダイレーターの使用は避けてく
ださい。 食道壁を損傷する恐れがありま
す。
有害事象
挿入時にシャント孔から出血する場合があり
ます。 ダイレーターを静かにゆっく りと挿入
すると、 出血の危険性を少なくすることがで
きます。 シャント孔を拡大には十分な時間を
とり、 力をかけてダイレーターを次の段階に
進めることはしないでください。
使用方法
使用する前の点検
必ず清潔なグロー ブを使用してダイレーターを
扱い、 シャント孔に入る部分には触れないよう
にしてください。
セー フティストラップは、 本品のハンドルを
持ち (1) 、 メダリオンを軽く引いて (2) 、 完全
性を確認してください (3) 。 損傷が認められ
た場合は本品を廃棄してください。
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