取り付け・操作マニュアル
JP
設置は、地域と州の給排水設備基準に従って行ってく
ださい。
注意と警告
⚠ 注意: 身体への傷害を防止するために、必ず圧力系のす
べての水圧を開放してから作業を行ってください。また、ポン
プの切断や電気的な絶縁が行われていることも確認してく
ださい。
⚠ 警告: システムは、最大タンク圧力定格以下に設定した適
切な圧力安全弁で保護することを強く推奨します。安全弁
を取り付けていないと、システムの誤動作や過剰加圧が発
生した場合に、タンクが爆発し、物品の損傷、重大な身体
傷害、死亡事故を招く危険があります。
⚠ 警告: 圧力タンクに漏れが発生している場合、または腐食
や損傷の兆候が見られる場合は、圧力タンクを使わないで
ください。
プリチャージ圧力の調整
タンクの性能を適切に引き出すには、プリチャージを
正確に設定する必要があります。
1. 差圧を 2 バール (30 psi)に設定した圧力スイッ
チで制御するポンプにタンクを取り付けている場合
は、圧力スイッチ動作圧力(ポンプ始動圧力)より
も 0.2 バール (2 psi)小さい値にプリチャージを
設定します。
2. 差圧を 2 バール (30 psi)よりも大きい値に設定
した圧力スイッチ、電気制御装置、可変速制御装
置で制御するポンプにタンクを取り付けている場合
は、圧力スイッチ停止圧力(ポンプ停止圧力)また
は最大システム圧力の 65% にプリチャージを設定
します。
3. 水圧側にタンクを取り付けている場合は、タンクの
プリチャージを水圧と同じ値に設定します。水圧が
6 バール(88 psi )を超える場合は、適切な圧力調
整器を取り付けてください。
正常に動作させるには、圧力タンクを以下のように与圧する
必要があります。
1. ポンプの電源を切り、システムからタンクを切り離
したあと、タンク内の水を完全に排出して、プリチ
ャージ値が水圧の影響を受けないようにします。
2. 適切な圧力計を使用し、タンクのプレチャージ圧力
を確認してください。
3. 必要に応じてエアーの出し入れを行い、必要なプリ
チャージ圧力に調節します。
4. 空気弁ラベルが提供された場合、空気弁キャップと
Fig. 1-7
タンク
圧力計
ポンプ
Fig. 7
A ⚠
最高流速が 1.8 m/秒(6 フィート/秒)になるようにヘッダー配管の大きさを調整
B ⚠
注記: すべてのタンクのプリチャージが同じになるようにしてください。
1
3
8
Fig. 5
安全弁
トランスデューサ / 流量センサー / 圧
力スイッチ
排水管
1
4
10
6
9
3
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封を、空気弁ラベルと交換してください。これによ
り、今後サービスが必要な場合、弁に手が加えられ
ていたか、判断することができます。
5. プリチャージを正しく設定したら、空気圧を定期的
に確認する必要はありません。
取り付け後はエアーのチェックを行わないでくださ
い。
⚠ 注意:決してタンクを過加圧しないでください。タ
ンクのプレチャージは周囲温度の空気でのみ行って
ください!
タンクを4バール(58psi)以上にプレチャージする場合
1. タンクのプレチャージを4バール(58psi)に調節して
ください
2. タンクをシステムに取り付けます。
3. シ ス テ ム の 圧 力 を プ レ チ ャ ー ジ と 同 じ 4 バ ー ル
(58psi)とするためにシステムを水で満たしてくだ
さい。
4. 最大3バール(44psi)刻みでプレチャージ圧力を上
げ、その後システムに水を注入し、システム圧力を
新しいプレチャージ圧力に調整してください。
5. 必要なプレチャージに到達するまで、ステップ3と
4を繰り返してください。
4バール(58psi)を超えたプレチャージのタンクを空に
する場合
1. タンクに必ず水が入っていることを確認してくださ
い。
2. タンクをシステムから分離してください(遮断弁を
閉めてください)
3. これ以上、水がタンクに入らないことを確認してく
ださい。(ポンプとその他の水の供給を止める)
4. 3バール(44psi)の空気圧が残っている状態まで、タ
ンクから空気を放出します。
5. タンクを排水するために、排水弁を開け、その後に
遮断弁を開けます。
⚠ 注意:システム圧力が、決してプリチャージより下
の4バール(58psi)以下に下がらないようにしてくだ
さい。もしシステム圧力を下げる必要がある場合、
上述のように、タンクをシステムから分離して空に
してください。
GWS限定保証明細書については、66ページから始ま
る保証セクションをご覧ください。
CE適合宣言については、72ページと73ページをご覧
ください。
可とう管コネクター
水の流れ
ポンプから
システムへ
4
10
8
8
Fig. 6
B
4
5
A
Fig. 7
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