BTL KKJJ00- _ _ _ _ -C02NL _ _ 0-000S04
磁歪式リニアスケール – ロッド形状
5
取付けと接続(続き)
5.2
取付け
寸法については、図 4-1(11 ページ)を参
照してください。
注意
機能障害のおそれあり
不適切な取付けは BTL の機能に影響を及ぼし、損傷し
たり、摩耗が激しくなることがあります。
► BTL の取付け面は必ず支持面にしっかり合わせて
ください。
► 穴は必ずしっかりシーリングを施してください
(O リング/シートタイプ)。
1. 調整穴と固定穴をあけます(取付けの準備、9 ペ
ージを参照)。
2. BTL と差込みフランジを調整穴に通します。
3. BTL を 6 本のねじで固定します
(締付けトルク:3.5 Nm)。
4. ポインタ(アクセサリ)を取り付けます。
複数のポインタを使用する場合は、それぞれ 65 mm
以上の間隔を設けてください。
図 5-8: 複数のポインタを使用する場合の間隔
5. 公称長が 500 mm を超える場合:ロッドを支える
か、必要に応じて末端をボルトで固定してくださ
い。
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≥ 65
5.3
電気接続
電気接続はコネクタを介して行われます(ピン配列につ
いては 表 5-2を参照)。
ケーブルの配線(5.4)に関する情報を確認し
てください。
1
2
4
3
図 5-9:
S04 のピン配列(BTL のコネクタ詳細図)
ピ
信号
ン
1
L+ (18 ~ 30 V)
2
未使用
1)
3
L−(GND)
4
C/ (IO-Link 通信)
1)
未使用の心線はコントローラ側で GND に接続することができます。
表 5-2: S04 のピン配列
5.4
ケーブルの配線
定義されているアース(接地)があります!
BTL と制御盤の接地電位が必ず同じになるよ
うにしてください。
磁界
リニアスケールは磁歪式システムです。外部の強力な磁
界に対して BTL とサポートシリンダが十分な距離をと
れるよう注意してください。
ケーブルの配線
BTL、コントローラと電源間のケーブルは引っ張られな
いように配線してください。また、磁界の干渉を受けな
いよう、大きな電流が流れるケーブルや(周波数変換器
などから)高周波電圧信号を伝送するケーブルとの距離
をしっかり設けてください。
認証を受けたケーブル(最小サイズ:AWG 24
)のみを使用することができます。接続した
ケーブルはいずれも、少なくとも 85 °C の
耐熱性を備えている必要があります。銅導体
のみを使用してください。
ケーブル長
IO-Link を介して作動させる場合、ケーブルの長さは最
長 20 m となります。
11
日本語